読書熱
けつこ
みなさん、こんばんは。けつこです。
今日は本のパーツについてお話します。
【花布】と【スピン】です。
【花布】は本の背のところのすきまをうめるためのもの。まくらみたいなものです。
上の黄色いところです。
これひとつとっても色んな種類があって、基本的には製本所さんにお任せが多いのですが、お客様によってはここをこだわる方もいらっしゃって、色を選ぶ方法もあります。
このようにきれいに編んでいるものもありますよ。ほんのちょっとしかおもてに出てこないのですが、ちょっと柄が入っていると出来上がりがきれいになります。
着物でいうと襟の部分ですね。
そして、みなさん良く知っている【しおり】のひも、【スピン】といいます。
こちらも数種類あって、太いものと細いものがあります。
こんな感じ。
今回の仕事はこの【スピン】を2本使うというとても贅沢品。
私は何回かこの【花布】と【スピン】を使用する案件に携わることができ、お客様と選ぶこともあります。
「おまかせします」と言われる時は、表紙や見返しの色を見ながら合うものを選びます。
今やっている仕事も春には出来上がりそうなので、出来上がりがとても楽しみです。
ただその前にまだまだ校正が続きそうなので、気をひきしめていこうと思います。
今日はこのへんで。