管理職は仕事をしっかりこなして定時で帰って若手が管理職になりたい土壌を作るべき
Y.K
企業の業績を上げるために「従業員エンゲージメント(会社への愛着心)」を上げる事が必要だと以前ブログに書きました。
https://www.sksp.co.jp/blog/y-koike/post-97623.php
色々と考えて突飛な案は思いつきますが、コストがかかったりするもの、大きな手間がかかるものは、逆にモチベーションが下がる可能性と、失敗した時のリスクが大きいのでなかなか手付かず。
「できない理由」を探すのは得意なのですが笑、できるところまで落とし込む力が無いのが残念なところ。
まずは自分の力及ぶ範囲内で何かしたいとは思っています。
自分一人の思考からは具体案を出すのは難しい時は、世の中の成功事例を参考にさせてもらうのも一つの手段です。
参考にしたい!従業員エンゲージメントが高い企業の成功事例とは – 人事担当者のためのmitsucari公式ブログ
正直、Googleの取り組み事例自体は参考になりませんでした笑。
しかし、建設機械メーカー大手「小松製作所」の「従業員エンゲージメントを高める5つのポイント」は参考になります。
従業員エンゲージメントを高める5つのポイント
(①信頼 ②モチベーション ③変化 ④チームワーク ⑤権限委譲 )変化を起こすためには、そこで働く人が変わらなくてはなりません。特に従業員エンゲージメントに影響を与えるマネージャー層は、自身のチームメンバーのエンゲージメントを高める方法を知らなければいけません。そこでマネージャー層が気を配るべきが、次の5つ。これがあることでチームのエンゲージメントとパフォーマンスは圧倒的に高まると言われています。
①信頼
信頼のもととなる安心や確信を感じることで、従業員というのは、よりリスクを冒すことに抵抗がなくなります。周りと情報共有をするようになることで、イノベーションを生み出し、ぬるま湯に漬かったような状態をどんどん打破していくことが目的となります。
②モチベーション
必要最小限の仕事ではなく、新しい挑戦ができて成長できそうな仕事に対して、人はよりやりがいを感じ、一生懸命モチベーション高く取り組むものです。
③変化
企業が大きくなれば大きくなるほど事業環境の変化のスピードというのは遅くなりがちです。イノベーションに対応するために柔軟になることは必要不可欠です。
④チームワーク
ひとりひとりがオープンなコミュニケーションや密な連携を取ることで、より大きく難しい挑戦に踏み込めるようになります。
⑤権限委譲
現場の従業員を信頼し、権限を与えることで、より一人ひとりが自分の考えが必要とされていると感じるようになり、「やらされ仕事」が「自分の仕事」に変わり、仕事に価値を見出すことができるようになります。
参考にしたい!従業員エンゲージメントが高い企業の成功事例とは – 人事担当者のためのmitsucari公式ブログ より一部抜粋
小松製作所では、上司にあたる役職の人を中心に、イノベーションを起こす思考や発想を生むチームを作るための研修とワークショップを行っているそうです。
従業員エンゲージメントを上げるのには直属の上司の影響が大きいと感じたから。
これには個人的には100%に同意します。
一人で何かやるのにも限界があるのでチームとしてやらなければならないですし、上司の後押しや理解、上司によるチームのマネージメントが重要ですから。
その時に意識するポイントが上記5点。
どれも納得のポイントですべて重要ですが、特に気になったのが①信頼です。
会社という組織の一員である以上、信頼は必要不可欠。しかし、みんな赤の他人ですから信頼を獲得するのはかなり難しいと思います。
信頼を獲得するためにはとにかくコミュニケーションをとること。情報共有しなければ相手の考えを理解することは出来ないですし、信頼できないですよね。
仕事ぶりや、態度など会話以外にも情報は伝わるので模範となれるような行動をとる必要もあります。
当たり前な事ですけどね。
私も課長という立場にあるので信頼が得られるようにコミュニケーション、言動や振舞に気をつけます。
会社の発展のための根本的な施策として「従業員エンゲージメントを高める」必要性を日ごろ感じています。
何かしらできることからやっていこうと思います。