エクスマ塾で、東京都狛江市へ
Y.K
ここ数年の新卒採用のシーンで際立つ超売り手市場。
求人数が有り余っている中、学生の志向としては「安定」を求めて企業選びをする傾向にあります。
なので「大手企業志向」が根強い。
改めて、数字として今年もあがってきました。
「大手・安定志向」鮮明に、就活生意識調査 マイナビ :日本経済新聞
売り手市場といいつつ、大手企業(従業員数5000人以上)だけで見ると、有効求人倍率は0.37倍と買い手市場。
優秀な人材は大手に流れて行っています。母集団形成できるのは良いけど、選考をどうやってしているのか気になりますね。
自社エントリーフォームで一元管理、また、最近だとAIを活用したりして、省力化しつつ採用の精度を高めている印象があります。
ここは資本力がある大企業と比べて中小企業はどうしても見劣りしてしまう。
ただ、大企業と比べる必要はないし、勝ち負けでもない。
タイトルに「打ち勝つには」なんて書いてありますけどね笑。
採用は自社の良さを学生に伝えて、会社の思想に共感し、社内で活躍してくれそうな学生さんとマッチングするための活動です。
お互いが等身大で対話して分かり合うことが大事。
「絶対に大手企業に入社」という学生さんも少なからずいるようですが、理由がどうあれ企業の規模で会社を選ぶことには個人的に疑問が残ります。
もちろん、考え方は人それぞれなので、良いも悪いも、正解も不正解もないですけどね。
とにかく企業がやることは、等身大の会社を表現すること。自社にいいところ、時には悪いところもすべて学生に提示し、会社を知ってもらう。これが採用時の最低ラインに最低限必要。
そして、学生さんの良い面を引き出せるような選考ができればよりベストですね。
見栄を張らず、かっこつけず、自社をありのまま伝えることができるようにすることが、採用時の成功のカギとなるでしょう。