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Y.K
就活学生、残業月40時間以下が最低条件…その「本当の理由」が極めて先見的 | ビジネスジャーナル
現在の就活生は「ミレニアル世代」という枠組みに当てはまります。
ミレニアル世代とは
主にアメリカで1980年代から2000年代初頭に生まれた10代、20代の若者の総称。
幼い頃からデジタル機器やインターネットに接しているため、facebookやTwitterなどのSNSに積極的に参加している。
デジタルネイティブと呼ばれることも多い。
それまでの世代は個人主義の傾向が強かったが、ミレニアル世代は共同体への帰属意識が強く、社会奉仕やボランティアに積極的。
97%が自分のパソコンを、94%が携帯電話を、56%がiPodなどのMP3プレイヤーを持っているという調査結果もある。
アメリカでと書いてありますが、「アメリカで生まれた言葉」という意味です。
私は1988年生まれなのでこのミレニアム世代に入ります。もうちょっとで30歳ですけど・・・。
日本で言う「ゆとり世代」も、ミレニアム世代で定義された期間に入ります。
よく「ゆとり世代は~」なんて言われますが、こんどからは「ミレニアム世代です!」ということにしよう笑。
どうでもいいことはさておき、今日の記事のなかで、このミレニアム世代の働き方、仕事への考え方が、現在の40歳代以上のベテランには理解しがたいと書いてありました。
働き方改革が政府主導で進んでいますが、年配の方にはこうしたワークライフバランスを重視する動きが、今の若い世代を「甘やかしすぎでは?」という考えになってしまうようです。
ミレニアム世代は残業をなるべくしたくないと考えています。
確かに、昔は「結果を出すために残業は当たり前」「早く成長したいなら残業してでも仕事するものでは?」というのは当たり前だったかもしれません。それが当たり前だった年配の方は「考えが甘い」というでしょう。
でもミレニアム世代の考え方が甘いわけではない。
残業で時間を売って評価されたいのではなく、大前提である成果で評価されたいと考えています。
なんとなく上司が残業しているから残業してやっている感を出す生産性のない残業は意味がないと思っている。もちろん、しっかり残業で仕事している人もいると思いますが、残業が当たり前になると残業をあてにした仕事の進め方になってしまい、生産性が落ちる。そんなことはしたくないというのがミレニアム世代の主張でしょう。
この考え方の根底には、「会社の仕事だけでは自己成長が実現できない」と考えているから。
だから仕事は仕事できちんと定時内でこなし、その後の時間は自らの勉強の時間にあてたり、家族と過ごしたり、人脈を広げに飲み会に行ったり、NPO活動に参加したり。
こうした仕事以外の事から視野を広げることで自己成長につなげたいと思っている。
しっかり考えているな、って感心しました。
現代は大企業だから安定した職であるとは言い切れない。ちょっと先の未来が不透明な今だからこそ、ワークライフバランスを重視して仕事だけに生きることのない豊かな生活を求めているのがミレニアム世代。
今就職活動をしている学生はそんな観点から企業を見定めているということを、企業側も自覚しなければならない。
先にも言った通り、「昔はこうだった」「昔は当たり前だった」などと、過去の成功体験を若い人に押し付けるのは全く無意味です。
そんなことを言っている昔から変わっていない企業は採用が難しくなるのは当たり前。例え、採用活動の場で口に出さなかったとしても雰囲気ににじみ出てしまい、学生に敬遠されてしまう。
企業文化を変えて、全面的に学生に寄り添った形にしなければいけないと言っているわけではありませんが、今の学生の考えを分かったうえで採用戦略を練っていかないと難しいと記事内でも言っています。
それでも、「昔はこれが当たり前だった」で押し通して共感してもらえる学生もいると思うので、そうした企業風土、文化で押していくのもいいでしょう。
ただ、そういった企業と付き合っていきたいと思う人たちも減っていきます。
これからの社会を作っていくのはミレニアム世代だから。
今はミレニアム世代にスポットが当たっているが、もう10年、20年経った時に私も昔の人間と認識される時がきます。
その時の若い世代に煙たがられるような存在にはなりたくないな笑。
その時代の情報を的確に集めて理解し、常にアップデートできる柔軟な思考を持ち合わせた人間になりたい。