印刷会社が猫の手も借りたくなる「繁忙期」は何故2月3月なのか?

大抵の会社には「繁忙期」と呼ばれる、1年間の中でも特に仕事が集中して忙しい時期があります。

ウィザップの場合は2月から3月、場合によっては4月までずれ込むこともあります。

何故、ウィザップの繁忙期は2月3月なのでしょうか?

 

要因の一つ「業種」。ウィザップは「印刷業」。

繁忙期がいつになるか決まる大きな要因の一つは「業種」です。

ウィザップは「印刷業」が主力。印刷といっても様々な分野がありますが、ウィザップは一般的に馴染みのある「商業印刷物」がメインの印刷会社です。

「商業印刷物」ってどんな印刷物かというと、「チラシ」「ポスター」「出版物」「報告書」「カタログ」「パンフレット」等々。

「販売促進物」としての役割がほとんどです。とにかく皆さんが手に取っている紙に印刷された印刷物全般です。

「商業印刷」は基本的に「BtoB営業」。企業同士のお仕事のやり取りが多いです。つまり、ウィザップ(企業)のお客様は会社(企業)ということになります。

そうすると、会社の多くは決算月が3月末。一般的に年度末と呼ばれたりしますね。

企業は年度末になると、次年度の予算組をするわけですが、予算組は今年度の実績を反映させます。

つまり、印刷物などを発注する「販促費」を余らせると減らされる可能性があります。次年度も今年度と同じくらい確保したい場合は、使い切らなくてはならない。だから印刷物が2月3月に集中するという現象が発生します。これは、官公庁にも多く見られる傾向ですね。

 

予算以外にも年度末というのは仕事の切り替え時期。新入社員が入ってきたり、報告書が必要だったり。弊社は大学関係のお客様が多いので、履修登録に必要なシラバスや、入学手続き案内など4月までに必要な印刷物を多く抱えてます。

 

こういった要因から、多くの商業印刷物メインの印刷会社の繁忙期は年度末である2月3月になることが多いです。

 

まとめ

繁忙期は毎年同じ時期にやってきます。年によって多少のばらつきはありますが、ずれても1月~4月の間でしょう。

「繁忙期」があれば「閑散期」もあるわけですが、大体夏から秋は仕事が落ち着いている時期ですね。

繁忙期の仕事量が閑散期にならすことができれば一番いいですが、現実はそうもいきません。

大変は大変ですが、焦らず確実に仕事をして高品質な印刷物を提供できるように頑張ります。

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