新潟市の男性育児休暇取得率向上のための研修

こんにちは。株式会社ウィザップ小池商店、小池です。

 

午前中は新潟市の男女共同参画課の男性育児休暇取得率向上のための研修を受けました。

新潟市の取組みの「男性の育児休業取得奨励金」を利用して育児休暇を取得したわけですが、条件の中に「市が行う啓発活動に協力すること」とありました。

この啓発活動として、会社内での研修があり、今回開催されることとなりました。

弊社からは若手社員を中心に20名程度が出席。

講師の方は株式会社WLBの代表取締役田中亮祐さん。

ワークライフバランスに基づく経営コンサルティングを行っている方です。

 

研修を受けたと言っても、前半は育児休暇取得者としてパネラーを務めました。

司会の方と対話形式で育児休暇取得に至った経緯、育休の育休中の事、現在の育児についてなどを中心にお話しました。

私の話だけでなく、他社で育児休暇を取得した方の事例なども聞くことができて色々と参考になりました。

 

後半はゲーム形式で考える練習を。

5人1チームになって、様々なシチュエーションで質問され、みんな1人1人が同時にイエスかノーで答えます。

多数決で多かった答えの人達に1ポイント、1人だけ違う答えだった場合はその人に3ポイント入るというゲーム。

例えば、みんなイエスだと思ったら、本当はイエスでもノーと答えてもいいというルールです。

答えが出たら、理由を一人一人話していきます。狙って本当は思っていた答えと違う答えを出した場合は、その旨を明かして本当の答えの理由をお話しします。

このゲーム、正直面白かった。

 

例題

「あなたは独身の男性会社員です。結婚を前提にお付き合いしている彼女がいます。彼女はあなたより高収入です。デートでご飯を食べに行き、お会計の際に彼女が「今回は私が払うわ」と言ってきました。あなたはこのまま彼女にお会計をしてもらいますか?もらいませんか?」

 

といった質問が来ます。これにイエスかノーで答えます。

昔のように「男が払うものだ」という考えは最近は薄れてきているので、イエスと答える人が若い人は多いそうです。

私のグループでも、1人を狙ってノーと答えた人以外は、みんながイエスでした。実質みんなイエスです。

「今回は」というところもポイントで、じゃあ次は自分が払えばいいという考えが大半でした。

 

こんな感じで8問くらいやったかな?

私は5ポイントでした。手堅く攻めた結果です笑。

でも、3ポイントは落としてるってこと。

最後の方の質問はなかなか答えづらいものもあって、半々くらいに答えが割れてました。

普段使わない頭の使い方をして、考えて答えを出したことはいいトレーニングになったかと思います。

 

最後に、今日の研修の感想をグループ内で聞きました。

結婚も子供もまだ現実的でない社員が多かったので「まだ先の話」「身近じゃない」という意見もちらほら。

ただ、「制度としてあることを知っておくことは大事だと思う」ということが聞けたので、育休取得率向上という目的のための知識は頭に入れてもらえたと思います。

それだけでやってよかったですよね。

仕事だけが人生じゃないし、自分はもちろん結婚している人は家族のために仕事していると言ってもいいでしょう。

もちろん、結婚しない、子供は作らない、という選択もあっていいと思います。

自分が自分らしく生きれるように、ワークライフバランスを考えて働きやすい会社にしようと総務部では頑張っています。

自分の会社だけど、改めて良い会社だなぁと思いますね。

ここまで社員想いの会社に貢献できるように仕事も頑張ります^^。

 

 

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