東京の「株式会社技秀堂」様に訪問させていただきました

こんにちは。株式会社ウィザップ小池商店、小池です。

 

先日、弊社の協力会社である株式会社技秀堂様に会社訪問させていただきました。

 

技秀堂|印刷会社|東京都荒川区西日暮里

 

東京の印刷会社です。

ウチにはない良さが沢山ある会社さんでした

 

簡単に言うと、弊社より少ない人員で、倍近い売り上げがあります。

まずこれだけですごいですよね。

 

これを実現しているのは、やはり「効率化」です。

例えば、ここ1年で製版課の版面設計(面付け)をDTP部へ完全移行したそうです。

つまりDTPオペレーターが面付けまで行うという事。

それでも月平均残業時間は30時間程度だそうです。

1ヵ月20日出勤として、1日辺り1.5時間。

面付作業が増えても、残業が増えたということはないそうです。

 

これによって、5人いた製版作業員は、日勤夜勤の2交代制で出力者2人だけいれば良い体制になりました。

1人辺りの人件費もろもろが年間300万円と少なく見積もったとしても、3人減ったことで年間900万円浮いたことになります。

直接仕事を取ってきて売り上げに貢献できなくても、工場側の人間でも効率化で利益を残すことができた事例です。

 

必要なくなった製版課の人間は、営業したり、DTPに組み込まれたりと、また別のことができるようになります。

私達も、こういった取り組みをしていかなければならないですね。

 

技秀堂さんの印刷機はこんな感じ。

 

俗にいう、ダブルデッキ型の4C/4C両面機でした。

 

 

この形、教科書でしか見たことがなかったので初めてでした。

天井の高ささえあれば、省スペースで設置できます。

 

 

また、課題として採用の面で苦労されているそうです。

なかなか人間を確保できていないというお話を聞きました。

特に印刷作業員が不足しているとのこと。

24時間稼働の交代制がネックだったり、そもそも高校生の就職希望者が少なかったり。

職業訓練所を卒業する方でも、良い人は大きな企業に引き抜かれてしまったり。

東京は特に厳しそうだとお話しながら感じました。

 

 

でも、一番良かったのは、考えが近い方と繋がれたことです。

今回お話しさせていただいた技秀堂の皆さんと、東京支店長と私の考え、方向性、姿勢等共感、共有できたことが多く、このような関係性を築いていくことが今後、最も重要なことになります。

ウチはウチ、他所は他所という考えで低価格競争の消耗戦を繰り広げても何も生みません。

協力関係を築いてネットワークを広げてうまくやっていかなければならないな、と改めて感じました。

 

様々なお話や案内でお世話になった西野さん、寺内さんを始め、川原さん、東樹さん、宝地戸さんにもお世話になりました。

お昼ご飯までご馳走になってしまいました。

おいしかったです!

本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします^^。

次は是非新潟で!

 

また今後も機会があれば多くの印刷会社さんに訪問させていただき、様々な人、考えに触れながら、関係性を築いていきたいと思いました。

 

 

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