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Y.K
新紙幣が製造されると発表がありました。
紙幣一新、正式発表 新元号とは「たまたま重なった」:朝日新聞デジタル
たまたま新元号「令和」の発表と重なったようです。今の紙幣のデザインも好きですが、新紙幣のデザインもいいですよね。表の日本の偉人は「千円札:北里柴三郎」「五千円札:津田梅子」「一万円札:渋沢栄一」となります。裏面のデザインも刷新されて各紙幣に描かれる風景も変わります。
そんなこんなで、2024年度の発行に向けて新紙幣の製造が始まるわけですが、今回は紙幣の製造方法について書きました。
過去のブログのリライトですが。
紙幣は「千円札」「五千円札」「一万円札」の3種類ありますが、まずは千円札の過去のデザインを見ていきたいと思います。
1950年1月7日に1946年の新円切替後初の千円紙幣が発行されました。
ちなみに、初の千円札は1945年8月に流通開始したが新円切替によって1946年に失効していたみたいです。
1945年に発行された千円札の人物は日本武尊(ヤマトタケル)でした。1950年の千円札は聖徳太子だったそうです。
歴代の千円札のデザインはこちらです。
千円札 A号券(http://takebetaisha.jp/about/bill/より)
千円札 B号券(Wikipediaより)
千円札 C号券(Wikipediaより)
千円札 D号券(Wikipediaより)
千円札 E号券(Wikipediaより)
皆さん日本の偉人ですね。
具体的に何をした人か聞かれると困りますが笑。
そして、新紙幣は「北里柴三郎」となります。すみません、どなたか存じ上げません笑。
ということで、日本の紙幣がどのように印刷されているかわからなかったので調べてみました。
ソースは国立印刷局HPです。
http://www.npb.go.jp/index.html
新しい紙幣の製造もそんなに変わらないんじゃないでしょうか。
では紹介していきましょう。
1.原図(げんず)
国立印刷局には、高度な技術と豊富な経験を持った工芸官というデザインや彫刻の専門職員がいます。
お札のもとになる絵(原図)は、筆と絵の具を使って精密に描かれます。
まずはデザイン作成ということですね。
イラストレーターなど使わずに手で書いてるんですね。
どんな人がこの職業につけるんでしょうかね?
あと新しい紙幣のデザインがないときは何をしているんでしょうか?笑」
でも今回は新紙幣に刷新なので大仕事をやってのけたということですね。
2.原版(げんぱん)
お札の原版(印刷するための版面)を作ります。
ビュランとよばれる特殊な彫刻刀を使って、原図に描かれた点や線を銅板の上に一本一本彫刻しています。
ここから版の作成みたいです。
ここでも手作業です。お札を作るには普通の印刷よりも手間がかかっているようです。
3.製版(せいはん)
できあがった原版をもとに、印刷機にセットするための版面を作ります。
印刷時には非常に強い圧力がかかるので、版面がすぐに擦り減らないよう、メッキをかけて丈夫に仕上げます。
ここで製版ですね。刷版を作るための原版だったようです。
耐刷力を上げるためにメッキを施すします。
何枚くらい印刷したら版がダメになるのか気になります。
4.印刷(いんさつ)
国立印刷局が開発した銀行券印刷機に版面をセットし、大判用紙に図柄を印刷します。
この印刷機では、凹版印刷とオフセット印刷を同時に行うので、細密な模様を精度高く印刷することができます。
いよいよ印刷です。印刷ではオフセットと凹版を併用しているようです。
見当ズレなど細心の注意をはらっていることと思われます。
結構大きい印刷機なんですね。
銀行券印刷機というものがあるみたいです。
5.貼付(ちょうふ)
一万円券と五千円券には、図柄が印刷された大判用紙に、角度を変えると画像が変化して見えるホログラムを貼り付けます。
貼付という工程があるようです。ホログラムをつけるんですね。
オフセットUV印刷機でもニスコーターがあればホログラムのようなものができたと思います。
6.記番号印刷(きばんごういんさつ)
大判用紙に、記番号(一枚ごとに異なるアルファベットと数字の組み合わせ)と、表面の印章(いんしょう)を印刷します。
記番号印刷です。ナンバリングというやつですね。
1枚1枚異なった番号を付けることで偽造を防ぎます。
ウィザップでも例えば割引券を作りたいとき、オフセット印刷後にオンデマンド印刷でナンバリングすることができます。
7.断裁(だんさい)
大判用紙を、断裁機で決められたサイズに正確に切り分けます。これで、みなさんが使っている1枚1枚のお札の形になります。
印刷した後は1枚1枚に断裁します。断裁工程はウィザップでも同じことをやっています。
正確に断裁するのって結構難しいんですよ。
一度に何百枚も切るので間違って斜めに切れてしまったら全部ダメになってしまうというプレッシャーがあります。
責任重大です。
8.検査・仕上(けんさ・しあげ)
断裁されたお札を、機械で1枚ずつ検査し、枚数確認と帯かけを行い、千枚ずつの束に仕上げます。
断裁後に検査があります。紙幣は1枚1枚すべて機械で検査しているようです。
最後は千枚ごとに分けるんですね。1万円札なら1000万円です。
毎日宝くじに当たっているような感じですね。
9.封包(ふうほう)
日本銀行に納入するため、仕上げられたお札をフィルムで封包します。
最後は封包で、発送するための梱包ということになります。
パレットにつんでラップとバンドで固定してますね。
ウィザップでも製品をトラックで輸送するときは同じことをします。
こんな自動でやってくれる機械ではなく、人の手でやりますが。
10.完成(かんせい)
完成したお札は、日本銀行に納められます。
このようにして、国立印刷局では厳格な品質管理保証体制のもと、日々お札を製造しています。
ということで完成したみたいです。
紙幣の製造はオフセット印刷だけでなく様々な技術が使われていましたね。
紹介はしませんでしたが使用している紙もすき入りの紙(透かしが入った紙)を使用していますが、特別に製造しているものです。
すき入りの紙は勝手に製造してはいけないらしいです。
滋賀県の彦根工場では見学もできるみたいです。
一度製造しているところを見てみたいなぁ。
新紙幣が届くのが手元に来るのが待ち遠しいですね。