改めて「仕事」について考えさせられた事

こんにちは。株式会社ウィザップ小池商店、小池です。

 

一昨日のセミナーで日経印刷さんの工場見学をさせていただいて、社員の方から説明を受ける中で改めて仕事について考えさせられました。

 

工場見学は普段営業をされている方と一緒に周り、説明をインカムで聞きながら周りました。

まず驚いたのは、普段工場にいないはず(営業の方は普段工場とは別の本社にいます)の営業さんが各工程の仕事内容を熟知していたことです。

ある程度は説明する内容を用意していたとは思いますが、台本を読んでいるわけでもないですし、話し方や質問されたことへの回答などを聞いていてよく教育されているんだろうなと感じました。

一緒に回った営業の方はまだ若い女性でしたが、設備や各工程の取り組みについてあれだけ知っていればお客様へ様々な提案が出来ると思います。

 

そして、印刷部門、製本部門で印象が強かったのが、日頃の業務改善への取り組みでした。

印刷部門では業務で改善できそうなところを個人で考え、実行し、レポートを作成します。そして、上司の方が出された案に対して意見や評価を書き、みんなが見えるところにすべてのレポートが掲示されていました。

評価が良かった方には表彰があるそうです。

製本部門では実験レポートというものを提出して同様に上司から評価を受けていました。

製本でどんなことができるか、こちらも個人レベルで考えて実践して新しくできることを増やそうという試みでした。特殊な折り方で面白い製品を開発していたレポートが印象的でした。

他社でやっていることで自分でもできないかチャレンジしているレポートもありましたね。

 

 

日経印刷さんの工場見学をさせてもらって、普段の仕事の取り組みを勉強させてもらって気づいたことは、各工程のメインの「作業」以外に、日常的に頭で考えて実行に移す「仕事」を全社員がしていたことです。

印刷部門であれば、紙に印刷するのが「作業」にあたります。それ以外に、日々改善できるところはないか考えながら作業に取り組み、案があれば実行に移すという「仕事」を日常的に行っています。

私も工場の人間なのでこの姿勢はすごいと思いました。

また、今回工場見学で説明してくれたのは営業の方なのでこちらも普段の仕事以外の仕事をこなしていることになると思います。

 

日頃、作業ではなく仕事をしようと意識しながら働いていますが全社的にその姿勢が染み付いていると感じました。

私も改めて日頃の働き方を見つめ直して、自分にできることはもっとやっていこうと思います。

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