DTPエキスパート更新試験 終了
Y.K
こんにちは。株式会社ウィザップ小池商店、小池です。
今日は普通の印刷物よりも鮮やかな色の印刷物を作りたい方へ、【kaleido】のご紹介です。
kaleidoとは東洋インキが作っているインキのことです。
こちらが紹介ページです。
HP見てもよくわからないと思います。
なぜ色鮮やかな印刷物ができるのか、簡単に言うと、
いつも使っているインキよりも再現できる色の範囲が広いインキだから
です。
このグラフは表現できる色域を表しています。広ければ広いほど様々な色を表現できます。
見ての通り、kaleidoのほうが広い範囲をカバーしていることが分かると思います。
PCモニターで表現できる色域はもっと広いのですが、印刷物はモニターと同じ範囲をすべて再現できないので、狭い色域になっています。
今までは印刷物の色域を広げるには、基本的にカラー印刷は4色刷りですが、6色や8色、10色印刷にして4色で再現できない色域の部分を他の色のインクを使って補うという方法がとられてきました。これだと、版数もインキも増えてコストがより多くかかってしまいます。
kaleidoでは4色刷りのインキを改良することでより広い色域を表現できるようになりました。
インキ代は高くなりますが、版数はそのままなので手軽に印刷物の付加価値を高めることができます。
ビビットな絵柄や、ビジュアル的な表紙、ポスターなどがこのインクの効果を発揮できると思います。
普通の色の絵柄だと従来のインキの色域内に収まってしまい、普通に印刷するのと変わらなくなってしまいます。
従来インキ以上の色域の絵柄で効果を発揮します。
ウィザップはkaleido認証を取得しているので、kaleidoを使った色再現が保証されています。
ぜひ、利用してもらいたいと思います。
今日はこのへんで。