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Y.K
「一日一善」という四文字熟語を耳にしたことがある人は多いはずです。知らない人のほうが少ないでしょう。
ご縁があって、この四文字熟語「一日一善」という言葉が好きになったのですが、気になったのが言葉の由来や意味。
ということで調べてみました。
いちにち‐いちぜん【一日一善】
〘名〙 一日に一つでよいから善い行ないをすること。
※苦心の学友(1930)〈佐々木邦〉改心入道の働き「堀口生は改心以来、一日(ニチ)一善(ゼン)を実行してゐる」
漢字から意味は分かりやすいですが、改めてこんな意味だと認識。
ではこの言葉の由来とは?
genshinji.jp/sermonstory/1222.html
仏教からきているようです。
具体的に善とは何をすればいいのか?というと「六度万行」の六つの善から行えばいいそう。
1、布施(ふせ)
2、持戒(じかい)
3、忍辱(にんにく)
4、精進(しょうじん)
5、禅定(ぜんじょう)
6、智慧(ちえ)の六つです。
今の言葉に変えて見ると
1、布施…………→親切
2、持戒…………→言行一致
3、忍辱…………→忍耐
4、精進…………→努力
5、禅定…………→反省
6、智慧…………→修養
まぁこれでも難しいですがなんとなく字面からわかる。
1日に1つ、良い行いをしていくと、苦しみ悩みの人生から、楽しく幸せな人生につながるという教えです。
一日一善、六度万行、心がけていきたいですね。