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Y.K
まずはこれ見てほしい。
【それゆけ!インキちゃん!第21回】
インキ総量のお話です。
各印刷会社によって基準は違うと思いますが、だいたい300%以内なら問題ないと思いますよ〜!(昨日のエースプリント@info_aceprint さんのリプライを勝手にマンガにさせていただきました…✨)#それゆけインキちゃん#4コマ漫画 pic.twitter.com/IILqdL1q6R
— インキちゃん@木元省美堂 企画デザイン室 (@kmtkikakudesign) October 2, 2020
カラー印刷におけるCMYKのインキ総量に関して。
こちらのツイートにもあるように、印刷階差yによって基準値は異なると思います。
結論から言うと、弊社では320%未満に収めないと、コスレ汚れ、裏移りする可能性大なので注意。
油性インキを使用したオフセット印刷に関しては、
・C シアン
・M マゼンタ
・Y イエロー
・K ブラック
の4色のインキでカラー表現しますが、すべてのインキを100%ずつ、計400%で品質よく印刷することは不可能に近いです。
できるかもしれないけど、コストがかかるので金額が見合わなくなると思います。
油性インキは紙に印刷した後、乾かす必要があります。
乾かないうちに何かしようと思っても、乾いていないので上に重なった紙にインキがくっついて汚れたり、動かしたときのコスレで絵柄に傷が入ったりする可能性が高まります。
よって、弊社では、320%が限度としています。
これ以上のデータが来た際は、デザインの色味に影響が出ないように場合によってはインキ総量を落とすこともしています。
UVインキでオフセットUV印刷ならそれなりのインキ総量でも印刷できるかもしれないですが、UVでもUVランプが印刷したインキの中のほうまで届かなければ乾かずに品質に悪影響が出ます。
やっぱり、現代の技術ではインキ総量はある程度まで抑えなければなりません。
場合によってはご相談させていただくこともあるかもしれませんが、基本的には先ほども言ったように色味などの品質に影響が出ないようにします。