中古住宅からのリノベーションでもいいんじゃないか?
Y.K
ほんこれ。
ある店の二番手から「そろそろ独立して勝負したい」という相談を受けた有名シェフの言葉が心に残っている。
「君、先日のコラボイベントの時にシンクの水を流しっぱなしにして他の作業してたよね?
これは例えだけど、忙しくて煽られてるからってね、それだと独立して商売なんてできないと思うよ」— 萩原 清澄 (@KiyotoDrives) September 5, 2021
この話は飲食業で独立する人の話ではありますが、独立だろうがサラリーマンだろうがみんなに当てはまる事です。
普段常日頃からできていないことが独立したらできるようになるのかというとそうではない。そうすると、自分のお店を持つという事はすべての光熱費、家賃、材料費など経費は自分で支払う事になります。
今までは従業員としてやっていてコストはなんとなく感じていた部分かもしれないけど、自分事となると経営者が払ってくれるという事は無いわけで。
「普段から無駄遣いやもったいないことをしていたらとてもじゃないけど経費がかさんで経営なんてできない。一つ一つは小さいことで実感できないかもしれないけど、積み重ねで大きなコストになるし、そういう怠慢な姿勢が他のところでも出てしまうともっとダメージがデカくなる。」
そんなことを言いたいんだろうな、と。
このツイートにはリプライで話が続くのですが、中でもこちらは具体的で分かりやすい。
儲かっていれば関係ない、忙しければ仕方がない、ではないぞと。
お前は家のキッチンの水を出しっぱなしにするのか?物を捨てる時に心が痛くないのか?洗面所が水浸しだったら、自分で拭くだろう?と。自分ごとに出来ない人間に、商売はできないよと。
— 萩原 清澄 (@KiyotoDrives) September 5, 2021
自分の家でも同じことをするのだろうか?ということ。自分の家での光熱費は直接自分に返ってきますから無駄遣いはしないはず。それをお店や会社ではやってしまうのはどうなのかと。
これ、飲食業だけでなく、私たち製造業でもいえる事。
「インキは綺麗に使い切ったか?」
「乾きやすくて固まって使えないからと簡単にすぐ捨てていないか?」
「そもそも固まらないようにはどうしたらいいか考えているか?」
そんな感じ。
インキなんて1缶1㎏結構なお値段ですからね。豪華なランチが食べられるお値段。
これに限らず、どれだけ自分事としてとらえられるかで行動が変わるはずです。
経営者じゃなくても、会社でやる事、使うもの、すべてにお金がかかっているという自覚は持って無駄遣いしない事を心がけなければいけない。そうしないと自分たちの給料の源泉がどんどん減っていっているという事をよく考えなければいけないです。
このツイートで自分はハッとさせられたので意識してやっていきたいと思います。