【三国志 Three Kingdoms】荀彧好きだったのに・・・最期が切なすぎる・・・曹操め！

「三国志 Three Kingdoms」観続けています。

ドラマ「三国志」公式サイト

今のところ78話まで来ました。

かなりの文官、武将が死んでいきました。あの曹操も・・・。

中でも衝撃だったのが「荀彧の最期」。

荀彧と言えば、曹操に本当に初期の初期から使えた文官。軍師のような存在でした。

このドラマでは側近中の側近として描かれています。史実でもそうだったのでしょう。途中で三国無双等で重用されていた郭嘉が出てきましたが、さらっといなくなりましたし。郭嘉は若くして死にますが、死さえも描かれていなかったですね。

それくらい荀彧を描くことに割いた時間が長かったです。

三国無双をプレイしていてもあれだけ荀彧が重用されていると思っていなかったですからね。

その荀彧ですが、最期は自殺でした。　※あくまでドラマ内での話です。

荀彧は曹操が魏王の座につき、漢室を蔑ろにしていることに反発しました。ずっとあれだけ仲良かったのにね。

その後、病に倒れた荀彧に曹操は遣いのものを見舞いにやりました。

「そこの箱にある果物を荀彧に見舞いとして持って行け」

と言って。

その見舞いの果物が入った箱を荀彧が開けると、なんと中身は空っぽだったのです。3段ある重箱の内一段も入っていませんでした。

これを見て荀彧は笑い、その後剣を抜いて首を切って自殺しました。

この意図がイマイチ分からなかったです。馬鹿にされた？それとも身体が良くなるように見舞いに果物を渡す習慣があるが果物が入っていないことから「もう回復しなくていいよ」と言われたと思ったとか？

分からなかったので少し調べたらウィキペディアにこう書かれていました。

この死には謎が多く、自殺とも言われる。『後漢書』『魏氏春秋』では、曹操から贈られた器の中身が空だったために、その意図を「お前はもう用済みだ」と解釈した荀彧は服毒自殺した、とある（「器は空だった」と正直に言っても「中身があった」とごまかしても主君を誹謗した罪を受けるため）。

引用：荀彧 – Wikipedia

これは・・・荀彧さん詰んでるじゃないですか。本当に可哀そうで切ない。

俳優さんも演技が上手かったし、日本語版の声優さんの声も好きだったので曹操側の人間の中でも好きだったんですけどねぇ。

荀彧死後の曹操もなんか寂し気な感じを出していましたが、最期は自分が正しい！みたいなこと言ってたし笑。

正に、曹操が言った

「我人に背けど、人我に背かせじ」

ですね。

【017】「我人に背くとも人我に背かせじ」呂伯奢を殺害した曹操に戸惑う陳宮 | もっと知りたい！三国志

曹操はだから嫌いなんだよ・・・。でも、このドラマ内の曹操はなんか憎めないんですよね。幼称の「曹阿瞞(あまん)」って感じで子供っぽい一面が見られる笑顔の俳優さんだからかな？

話しが脱線しますが、荀彧さん本当に残念な最後です。

お疲れ様でした。ゆっくり休んでね。