プロの定義は「相手の予想や期待を上回る結果を出せること」だと思う

どんな業種でもその道のプロっていますがプロの定義ってなんだろう?とふと思うことがあります。

入社してすぐに教えられたのは、

 

「お客様から頂いた仕事をしている限り、経験年数などは関係なくその道のプロとして仕事してほしい」

 

みたいな感じです。

確かにその通り。お客様ができない事、面倒なこと、困っていることを解決するために発注していただいている、買っていただいているのだから、今している仕事は最大限お客様の利益になるように努めるべきです。

そういう心構えで仕事をすること自体がプロなのかもしれません。

 

でも、私はプロの定義は「相手の予想や期待を上回る結果を出せること」だと思っています。

そう思えることが先日ありました。

 

メーカーの方に製品の紹介をしていただいてのですが、事前に問い合わせていた内容に答えてもらうのはもちろん、それ以外に確認しようと思っていたことも先回りして話してくれたのです。

すべてのかゆいところに手が届いたような説明でした。

正直、他のメーカーはユーザー視点での準備ができていなくて、こちらからの質問が多くなったり、結局質問したことに応えられない製品であったりして残念に思うことがありました。もちろん、私たちの要望がすべて通るとは思っていませんがそれでももう少し何とかならないのか?と思ってしまうことも・・・。

しかし、今回のメーカーはそんなことはなかったです。説明も、サービスもほぼ完璧でした。

説明してくれた担当者が同じ業界で働いていたということもあると思いますが、今までの現場での経験と製品説明時に受けるよくある質問などを分析して、あらかじめ相手が求めている情報を出してきていると感じました。

相手の立場に立って、期待や予想を上回る結果を出してくる。プロだなって感じました。

一緒に説明を聞いていた同じ部署の人たちも説明内容に納得の様子でした。

 

これらのことから、相手の期待や予想を上回る事ができるのがプロだという認識になりました。

つまり、仕事をするうえで、相手の立ち場に立って考えて行動しない限り予想や期待を上回ることはできないということ。

お客様が何を求めているのか?何に困っているのか?など改めて見つめなおす必要がありそうです。

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