反面教師にすべき管理職の行動5選|管理職は自分がされて嫌だったことを自分は絶対にしない

どうしてもそりが合わない管理職っていますよね。

私も学生時代のアルバイトなどで経験があります。

正直、働く側からするとかなりつらいですよね。上司である管理職の人が合わないというのは・・・。

上司は自分で選べないので、

 

「上司ガチャ」で★1を引いてしまった

 

なんて表現がTwitterでされているのを見ましたが、本当にそうなったらと思うとぞっとします。

私の現在の上司は相性がいいので問題ないですが。

そうこうしているうちに私もいつの間にか管理職の立場に。自分も★1にならないように気をつけなきゃいけないなと思っています笑。

 

そこで、改めて今まで合わなかった管理職の人たちは、

 

「何が合わないんだろう?」「どこが納得いかないんだろう?」

 

と思い返してみると、共通している項目がいくつか出てきました。

それらを反面教師にすべき管理職の行動として5つにまとめてみました。

 

・部下が言う事を聞かない

・部下に陰口を叩かれるのは何でだろう

・今の若い子は・・・

 

と思っている人は要注意です。

新米管理職はこれらの行動は絶対に行わない。また、すでに管理職の人は振り返ってこれらの行動をしていないか見てみる必要があると思います。

 

 

反面教師にすべき管理職の行動5選

結論から言うと以下の5つにまとめられます。

 

  • 話しが長い
  • 根拠に乏しく理論的でない
  • 自分が絶対に正しいと思っている口調や態度
  • 「言わなくてもそれくらいわかるだろ?」「どこまで説明すればいいんだ」と言ってくる
  • 言っていることが二転三転する

 

当たり前のことが多いんですけどね。

ひとつひとつ解説していきます。

 

話しが長い

誰でも嫌なのが話が長い事。

一方的に話を聞かされるのは結構つらいです。

しかも中身がないならなおさらです。どんどん話の議題からズレていってしまうと、どうしても退屈になりますね。

そのうち愚痴にまで発展してしまったらもう手が付けられない。聞いている側の頭の中は「早く終わらないかな」になってしまって、話し手の管理職も伝えたいことが全く伝わっていないことになっているかもしれないです。

気持ちよく話すことが目的ではないはずなので、部下に伝わるように話さなくてはいけないです。

 

ただ、私も理論理屈派なので、説明が長くなってしまう事がとても多い。できるだけ理解してもらえるように、齟齬が無いようにしたいと思うとどうしても話が長くなりがち。自分で自覚しているし、もっと簡潔に伝わるように改善していきたいと思っています。

言いたいことが伝わるのであれば話しは短いに越したことはないですから。

 

 

根拠に乏しく理論的でない

これも結構あります。

私は理論を語りすぎて話が長くなりすぎるのは気を付けないといけないですが、話さなさ過ぎて受け手が話の根拠はどこだ?という事になると伝えたいことが伝わらなくなってしまう。

論理的に話せない管理職は嫌でしたね。感情のみで思ったことを伝えるのは良くない。結局、「じゃあどうしたらいいんだ?」ってなるから。

管理職は部下にヒントを与える助言をする役割もあると思うのである程度理論理屈で語れないといけないと思います。

感情のみで話してはいけないです。

 

 

自分が絶対に正しいと思っている口調や態度

経験年数が長い人、同じ仕事ばかりで上に自分よりできる人や知っている人がいない組織のトップ層に多いイメージです。

自分以外に優れている人がいないと傲慢になり、自分が絶対的に正しいかのような口調や態度になる。威圧的な印象を与える。そうすると受けては意見できないし反論もできない。だって立場的には部下で下なんだから。

本人はそう思っていなかったとしても受け手がどう捉えるかで結局決まってしまう。

でも、これって自分で気づけないし、誰からも指摘してもらえない事なんですよね。

下からの意見を吸いあげるのも管理職の役目ですから、ここは自発的に「自分は大丈夫かな?」と意識していなければならない事です。

最悪、自分の話し方など録画して観てもいいかもしれないですね。

 

 

「言わなくてもそれくらいわかるだろ?」「どこまで説明すればいいんだ」と言ってくる

これは昭和発想なので減りつつあるかもしれないですが、まだまだ昭和の管理職は多いので付き合っていかなければならない行動の一つ。私も昭和生まれですが、さすがにこれは気になる事の一つです。

昔は先輩から丁寧に指導してもらったことはなく、先輩の仕事ぶりを見て盗め!という事がスタンダードなことも多かったそう。

でも、今の若い子は違います。多分私より下の世代、2020年時点で30歳以下の社員はこれは通用しないはずです。業界にもよるけどね。

指導してもらったことのない昭和世代が「そんな事言わなくてもわかるだろ!」「どこまで説明したらわかるんだ!」などと、自分のスタンダードを押し付けて相手を理解しようとしない。

「どこまで説明するか?」は、「理解してもらえるまで」が正解だと思います。もし、本当に説明しても理解してもらえないなら採用のミスですね。

説明してもらえないというのは若い子にとってつらいですね。

めんどくさがらず、理解してもらえるまで何回でも説明しなければならないでしょう。

あなたのお母さんでもない限り、言わなくても伝わるという事はあり得ないです。

 

 

言っていることが二転三転する

言っていることが二転三転してもぶっちゃけ良いこともあります。

時代は秒単位で変わっているので、考え方や意見も変わってもいい。論理的に昨日言っていたことと違う事が説明できるのであれば。

ただ、気分で二転三転させてはいけません。毎日の気分で言う事が違う管理職も中にはいるかもしれません。

流石にこういう事はなかったですが、これに近い管理職はアルバイトの時にいましたね。

バイト仲間内で戦々恐々としていたことも。まったく、その日何をすればいいか方針もわからず困ってました。

 

根本の軸が通っていればいいのですが、日毎にあまりにかけ離れたことなる事を発言するのはダメですね。

今はそんな人いないと信じていますが。

 

 

まとめ

本当に当たり前のことですが、反面教師にすべき管理職の行動5つでした。

管理職のみならず、どんな人でもしてはいけない事ばかりです。家庭内でも友達付き合いでも。

人としての部分が大きいですね。

 

私もまだまだこれらの事を完璧に絶対にしていない、とは言えません。

書いていて思い返すと「やっちゃってたな」と思い出す場面が多々ありました。なので偉そうなことは言えません。改めて、気を付けようと思います。

完璧な人間なんていないし、100人が自分の事を「良い管理職」なんて思ってもらえることはあり得ないです。

でも、自分が思い描いた管理職になれるように、まずは

 

「自分がされて嫌だったことを自分はしない」

 

を最低限出来るように今回まとめたことを確実にやっていきます。

管理職の人は、自分がされて嫌だったことを思い返して、部下に対しても同じことをしていないか振り返ってみてはいかがでしょうか?

 

 

執筆時間:約1時間 文字数:約2,800文字

 

 

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