ヨシタケシンスケ作の絵本「りんごかもしれない」を読むと固定観念に縛られた大人脳から脱却できるかも

この写真をみていつから「りんごの写真だ」と当たり前のように認識するようになったのだろう。

どこからどう見ても「りんご」以外の何物でもないと思えます。強いて言うなら背景がグレーだなぁ、とか、影が付いているなぁ、とか思うくらい。

目に見えている当たり前のような、ある意味固定観念のようなことしか考えられなくなっています。

 

そんなお堅くなった脳みそを柔らかくほぐして、童心に帰って物事を捉えられるようになるかもしれない絵本と出合いました。

そんな絵本を紹介します。

この絵本を読むと、子供の頃のことを思い出して懐かしむこともできますし、新しい発想が出来たり、仕事に活かせるかもしれません。

 

ヨシタケシンスケ作の絵本「りんごかもしれない」を読むと固定観念に縛られた大人脳から脱却できるかも

 

ブロンズ新社 – りんごかもしれない

 

テーブルの上にりんごがおいてあった。 ……でも、……もしかしたら、これはりんごじゃないかもしれない。もしかしたら、大きなサクランボのいちぶかもしれないし、心があるのかもしれない。実は、宇宙から落ちてきた小さな星なのかもしれない…… 「かんがえる」ことを果てしなく楽しめる、発想絵本。

引用:ブロンズ新社 – りんごかもしれない

 

想像力が無限に膨らむ絵本です。

子供の頃ってそういう脳じゃなかったですか?

「おばけがいるかも」と怖がると、いつまでも怖い想像が無限に広がってトイレに行けなくなってしまう・・・ってことあったじゃないですか?

あの時の脳みそって大人になると無くなっちゃいますよね。ホラー映画観てもリアルにはいないという事が分かっていてトイレに行けなくなるほどにはならない。それでも怖い事は怖いですが。

 

この絵本は子供のもっとポジティブな発想がされています。

「目に見えているものは一見りんごだがそうじゃないかもしれない」というスタートで無限に発想、想像が生まれる。

長女のお気に入りは、水を上げて大きな家になるところのページ。

「お父さんこれ作って~」とか言われるものだから困りました笑。

絵本自体が3歳にはまだ早いのですが、こういう想像力、発想力はなくさないでほしいという気持ちがあるので買いました。というか、私が欲しかっただけです笑。

画も可愛くて好きなんですよね。

 

作家のヨシタケシンスケさんの絵本は他にもたくさんあってかなり有名らしいです。

私は知らなかったのですが、奥さんは知っていましたね。

「りんごかもしれない」も何十刷も重版されています。「りんごかもしれない」もですが、他の絵本でも賞を受賞してますね。

以下の記事のヨシタケシンスケさんの考え方がとても素敵だと思います。

 

子どもに「旅行は我慢」でなく「行きたかったよね」 「大人が本音を見せる大切さ」絵本作家・ヨシタケシンスケが語る〈AERA〉(AERA dot.) – Yahoo!ニュース

 

子供に取り繕うのではなく、正直に話すことも大事だという事です。

子供は子供で理由を探しているので納得感がないと自分の中に入ってこないのです。

理屈も大事だけど感情も大事。

私も理屈っぽいので感情面でもよく話して聞かせていきたいと思います。

 

他のシリーズも買うだろうな。私が欲しいので笑。

お金かかるなけど良い買い物だと思っています。

 

 

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