コロナ禍で落ち込んだ印刷業界の状況は2020年5月と6月比で回復傾向?

一向にコロナ禍が過ぎ去る傾向は見られません。

やっぱりWithコロナで生活していくしかないでしょう。

しかしながら、2020年の前半はコロナ禍の影響を強く受けました。

印刷業界も例外ではありません。

やはり、緊急事態宣言で経済活動が停滞し、チラシといった広告なども減少。

リモートワークによって急速に進みつつあるIoT、DXなどで紙の需要自体も減少傾向。

なかなか厳しい状況です。

しかし、リモートワークなどで強制的に紙が無くなって紙はやっぱり必要だなという見方をしている企業も多いようです。

なんだかんだ言って紙は視認性が高いし端末や画面一つでは資料を見ながら仕事するのは見づらいし不便。

紙はやっぱり楽だし大事とも言えます。

その証拠として、印刷の生産額は回復傾向だそう。

 

オフセット印刷生産金額 6月は5月比11.1%増で回復基調、インキ、機械も | ニュープリネット

 

昨年同月比ではマイナスですが、2020年5月と2020年6月を比べると生産額などすべての数字で上昇しているそうです。

2019年の5月と6月を比べた数字も観ないとわからないですけどね。毎年の季節的な変動値かもしれないし。

でも、10%も違えば季節的なものではなさそうですね。

 

やっぱり、緊急事態宣言も解除されて、印刷の生産高が上昇しているという事は、紙のほうが良いこともあって紙戻りしているとも言えます。

ただ、楽観視はできなくて、紙にも付加価値がないとなかなか生き残っていけ無さそうだという事は今までと変わりません。

弊社でも何ができるのか?今まで以上にWithコロナの中で考えて行動していかなければならないですね。

 

0PEOPLE