画像補正
Y.K
女の子2名の高卒新入社員が製造部に仮配属されています。
ひとまず、印刷課で印刷について勉強しながらOJTもこなしつつ仕事に慣れてもらっています。
正直、印刷についての教育はまともにしたことがないので、印刷課長の印刷課のTさんと一緒にいろいろ考えながら頑張ってます。
という事で、今回だけでなく、今後入社してくるかもしれない未来の製造部の新入社員教育に向けて備忘録としてどんな研修・教育をしてきたか少しずつ書いていきます。
詳細は書きませんが、思い出せる程度に概要を捉えられるよう書き残します。
なんといっても、何も知らない新入社員。
まずは共通言語を覚えてもらわない事にはコミュニケーションできません。
意思疎通ができなければ伝わるものも伝わらない。
日本語はもちろん共通言語ですが、印刷に関する用語などは全くわからないはずです。
また、ウィザップでしか通じない固有の単語、意味、ハウスルール的なことをトータルで最初に伝えなければ彼女らのためにもならないし、自分たちが苦労しますから。
今までの教育が悪かったとかいうわけでは全くないのですが、弱かった部分としては「知識ベースが薄い事」。
知識が薄い事で、単純に知っていれば防げてことはたくさんあるし、知識がない事で予想・予測が出来なくて痛い目を見ることも多々ありました。
OJT中心だったのでこの辺はその時になるまで誰も教えてくれなかったんですよね。疑問に思ったら質問できるけど、疑問に思うまで知らないことが多かった。
問題が起きてから「へぇ~そーだったんだ、知らなかったなぁ」と後手後手に回ってしまうケースが多々ありました。身をもって痛感しています。
知らないことは罪とも言いますから、まずいろんなことに興味を持って疑問に思い、質問して解消していくという習慣を身に着けさせることが大事なんだと思います。
なので、パーツや原理原則、機工の話から逸れて、いろいろと深く話し込んでしまいました。
その辺についてはまた別で書きましょう。
話が逸れ逸れですが、今回の共通認識、共通言語を持つために「印刷機のパーツの名称、機構、原理原則を覚えよう」というテーマで1日印刷機の端から端までいろんなことを教えました。
フィーダーからユニットの中身、デリバリーまで細かいパーツや機工の話、親水性、親油性、ブランケット、圧胴、などなど。
詰め込みすぎたので絶対に全部覚える事なんてできないと思うけど、それでいいです。
忘れてもいいと思って話しています。1度言われてできるようになる、覚えるならみんな東大合格できるからね。
忘れるかもしれないけど、教えることは無駄じゃない。1度でも過去に聞いたことがあるかどうかは大きな違いにです。
2度3度やって身になればそれでいいと思う程度です。
あとは、実際に仕事をしていて自分が当事者になれば自然と覚えていくものです。私はそうでした。
いろいろと脈絡なく書きましたが、まずは共通言語習得しなければ適切なコミュニケーションが取れない。
ここから始めることにしました。
また引き続き教育に励みます。