内定を承諾してもらう重要な要素は「社員の人柄や雰囲気」|誰が採用活動するか、採用に関わるかが重要

採用活動をしていて考える事は、何を前面に押し出して会社の魅力を求職者にアピールするか?

要は弊社の選考を受けてもらうための、入社したいと思わせるための「武器」です。

弊社のような中小企業は知名度では大企業に勝てません。流石に就活をする前からウィザップを知ってたよ!という学生さんはなかなかいないですからね。

また、条件面でもなかなか勝てないでしょう。特別高い給料というわけではないですし。休日が多いのは特徴としてはアピールしてますが、最大の武器とは捉えていません。

 

では、何を押し出してアピールしているか?

それは「社員を知ってもらうための機会が多い事」。

1日起きている時間のほとんどを仕事に費やすわけですが、そこで一緒に働く事になる社員は気になりますよね。どんな人たちと働くのかはとても重要です。また、その人たちと触れ合う事で社風もわかってきます。文字や写真などのメディアから得られる情報ではなく、非言語的な情報は会社を判断するうえでとても参考になります。

だから、なるべく多くの社員と接する機会を設けたり、ブログなどでどんな社員がいるのか知ってもらうような取り組みを中心に採用活動しています。

 

ちょうど今日見た記事に、こんな情報がありました。

 

2020年卒学生が内定を承諾したポイント1位は「社員の人柄や雰囲気」 | ニコニコニュース

 

アンケートは旧帝大、早慶上智、GMARCH、関関同立などを中心にとったそうです。いわゆる上位の大学生も最後の決め手は「社員の人柄や雰囲気」を重要視しているという事が分かりました。

だから、企業が採用時にスキルよりも人を見ているように、学生も最後はで判断しているようです。だから、企業は働いている社員が魅力的に映るようなコンテンツを用意して採用活動を進める必要があります。

 

また、一番学生と接する機会が多い採用活動メンバーは特に重要です。初期接触の第一印象は学生の気持ちを大きく左右します。面接などで第一印象でほとんど決まってしまうと言われているのと同じです。面接官もそうです。学生と接する機会がある社員は全員学生にとっての判断材料になります。学生は社員全員と会えるわけではないので、接した人たちだけでどんな会社なのか判断します。もし、合説ブースにヨレヨレのスーツを着たうつむき加減の50代男性一人だけでいたとすると、どんなにいい企業だとしても、元気なさそうな会社だなとその時点で判断されます。

だから、誰が採用活動するのか、誰が採用に関わるのかはとても重要です。

 

これからも社員がより分かってもらえるような施策を増やしていきたいですね。

 

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