優秀な社員が辞めてしまう理由は「会社の環境整備」「管理職とのコミュニケーション」に分けられる

今、優秀な人材こそ早い段階で会社を辞めてしまうと言われています。

背景には転職のハードルが下がっていること、人材難で引手数多、ステップアップしやすい、など、社会環境も多分に影響しています。

しかし、そもそも今務めている会社に本当に満足しているのであれば転職することはないのではないでしょうか。

そんな優秀な人材が転職する理由を有識者の方々がまとめた記事をいくつか読みました。

 

優秀な人材ほど早く辞めていく理由とは?離職につながる原因について – 人事担当者のためのミツカリ公式ブログ

 

優秀な人材が辞めてしまう3つの理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 

なぜ「優秀な若手」は会社を辞めるのか 調査で分かった、なるほどな理由(1/3ページ) – 産経ニュース

 

共通しているのは、「会社の環境整備」「管理職とのコミュニケーション」が大きく影響しているという事です。

「会社の環境整備」で言うと、例えば「適正な賃金」「仕事量の多さ」「成長できる環境」「仕事の裁量権の有無」「適切な仕事での負荷」「会社の将来性・ビジョンの有無」など。人間関係が良好で業務で優秀な成績を収めていたとしても、成長できる要素がなければ辞めてしまうケースもあるようです。ただ、大抵は単純に自分の実力に見合った賃金が支払われていないと感じていたり、優秀であるがために仕事量が多くなってしまっている、そのくせ裁量権はないため命令通りの仕事しかできない、といった感じでしょうか。優秀な人であればそう感じてしまうのも無理はないでしょう。

 

「管理職とのコミュニケーション」は、例えば「上司から評価されていない」「褒められたことがない」「自分の立ち位置が分からない」「悩みを誰にも話せない」「上司の無駄な話が長い」「上司が仕事をしていると感じない」など、コミュニケーション不足による不満です。管理職の方が年配であればあるほど顕著のようです。単純にプライベートの事でも、世間話でも、無駄話でもいいのでコミュニケーションをとることが大事だそうです。奥さんや子供といった家族の話なんかは、固有名詞である家族の名前を会話で出してあげると効果的。昨日見たテレビの事でも、Twitterで見た面白いツイートでもなんでもいいんです。そんなとこから始めて、会社での仕事の評価やもできれば良し。自然にやるのは難しいと思うので、1on1での面談形式で無理やりコミュニケーションの環境を作ってあげても良いようです。まずは形から。結局一緒に働く人、自分の上司に当たる人がどんな人なのか、気にかけてもらっているかいないかで会社へのエンゲージメントは変わってきます。

 

もちろん、プライベートでの環境の変化などの理由はあると思いますが今回はそれについては触れません。会社が支援してあげられることもあると思いますが、根本的には会社が原因ではなく、会社の努力ではなかなか変えることができるものではないからです。

 

自分でも書いていてできていること、できていないこと、ありますが研修でも習ったコミュニケーションの部分は自分ですぐになんとかできることだと思うので実践していきたいと思います。

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