LEATHER TRAMP KITCHEN
Y.K
6月14日金曜日に2020年新卒採用三次選考&最終選考を行いました。
1日に三次と最終どっちもやったの?という疑問があると思いますが、結論を言うとやりました。
三次選考はいわゆる役員面接。昨年はこの役員面接が最終選考会だったのですが、今年はもう1選考増やしました。最終選考は「焼肉面接」です。
2019年新卒採用活動の振り返り&2020年の方針決めの時に、社長から「焼肉面接」をやってみてはどうか?と提案を頂いて実現しました。実際に、昨年の採用打ち上げでは焼肉面接をする候補のお店を下見に行っています。
新卒採用活動の打ち上げでグルメな弊社社長が太鼓判を押す古町の焼肉屋さん「焼肉道場 新潟古町店」へ
なぜ焼肉面接で、どこを見たいのか?というのは、今回の選考の合否も出ていないし2021年でもやるかもしれないのでここでは書けません。でも、新しい試みとして面白い選考方法だなと思いました。
実際やってみて。
まずは、三次選考と最終選考を同じ日にやるという点において想像力が欠けていたために前日に想定外のことが発覚し、ちょっと問題になったのでこちらは来年修正します。事務的で簡単なことなので対処できるはず。
また、最終選考が同じ日にあるので三次の合否連絡を早急にしなければいけない点で不合格通知を電話連絡しなければならない点がきつかったです。電話連絡での通知は合格時にしか行ったことが無かったので・・・。想像以上に心苦しかったです。役員面接まで進んでいる方は基本的にみなさん優秀なのでなんてお声をかけてあげればいいのか全くわからないので。不合格通知を受けた学生さん側からしてもどんな言葉をかけられてもその時の電話では納得できないだろうし、頭に入ってこないですよね。1日に2つの選考をする場合、通知方法も課題です。
そして、「焼肉面接」について。
役員面接の関係者と、採用担当者、各部署から一人ずつ、最終選考に残った学生の皆さんで行いました。今回は合計15人で。焼肉に限らず、居酒屋や食事会などで選考を行う手法は様々な企業で実施しています。
「焼肉面接」「世界一集結」…期間短縮で変わる就活、中小企業もさまざまアピール(1/3ページ) – 産経WEST
やはり、大きなメリットは「その人自身の素の姿を引き出しやすい」点でしょう。実際やってみてもどういった人物像なのか把握しやすかったです。個室で社会に出た大人たちにいろいろ聞かれるような面接形式では、企業側がどんなに頑張っても素の姿を引き出すのは難しい。その点、大きな空間で他の学生も社員も多数いる大人数で行う焼肉面接は有効な手段です。また、飲食という人間の3大欲求の一つを満たすようなときには素が出やすいとも言われています。身に着けているスキルよりも「人物、人柄重視」であればおすすめの手法といえます。
突発的な弊社社長からの提案で2次会もありました。事前の連絡は2時間程度で終了と告知していたので、もちろん強制ではなかったし、合否に関係のないところという前置きはしました。2次会に参加しなかったら不利になるということはないということです。学生側からしたらいろいろ勘ぐってしまうと思いますが笑。この辺も課題かもしれません。
学生と社員だけの3次会も行いましたが、ここまでくると純粋に学生さんのお話を聞くことが楽しかった印象しかないですね。本当に選考ではなかった。おじさんおばさんにお付き合いいただいた学生の皆さんありがとうございました笑。
社長からは三次選考と最終選考をやってみて、今年の学生の質も高かったと評価いただきました。総括は後程行いますが、良い採用活動ができたと思います。
また、最終選考を受けた方には今後合否結果が出ますが、弊社に合うか合わないか、活躍できそうかどうか、というこちらの一方的な視点で判断しています。だから、落ちたからと言って落ちた人自身を否定しているわけではないので自分を責めるようなことはしないでください。今年落ちても来年や昨年なら合格している可能性もあるくらい企業側の必要な人材は毎年変わります。そうすると、ご縁があるかどうかという運要素が強い非科学的な要素も大きく影響してきます。なるべき早く切り替えて前に進んでほしいと思います。
すでに2021年新卒採用活動も始まっていますが、2020年新卒採用活動の結果を活かしてまたいい採用活動ができるように頑張りたいと思います。