amazonが個人出版に対応するための体制を整えてきた|電子書籍の限界?

こんなニュースご流れてきました。

 

 

通販大手のamazonが個人出版に対応できる体制を整え、工場を報道陣に披露したそうです。

個人出版は小ロットであることが多いことから、ここではオンデマンド印刷機主体で印刷して製本までできるようです。

18時間体制でほぼ休むことなく稼働してるとか。amazonが印刷事業に本格的に乗り出してきました。

 

 

しかし、危機と感じるよりも、逆に紙戻りしている傾向の表れだと感じ、印刷業界としてはいい事であると思います。

amazonがあれだけKindleで電子書籍を推していたにも関わらず、生産設備を整えて本を生産できる体制を整えてきたのは、電子書籍の限界を感じたのではないでしょうか?

日本は特に欧米に比べて、電子書籍よりも本を好む傾向があると聞いていますが、少なくとも日本では電子書籍事業は難しかったかもしれません。

個人出版してもらえれば、データはamazonに蓄積されて、電子書籍の方にも利用できて簡単に電子書籍でも出版でき、amazonも著者もメリットがありそうですね。

 

ただ、著者にとってはオンデマンドの品質とオフセットの品質の差があることを理解して、受け入れられるかが問題です。

せっかく出版するのですから、個人的には印刷品質が高いオフセット印刷をオススメしたいです、

 

このニュースは紙戻りの傾向が見られて、ポジティブに捉えても良さそうだと思いました。

 

 

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