蝉が死ぬほど嫌いです|予測不能な行動をとるから

朝玄関を開けたらいました、こいつが。

 

そう、「蝉」です。

 

私、この蝉が心底嫌いです。

まず、見た目が気持ち悪い。カサッカサの水分ゼロみたいな見た目、裏側なんてなんか知らないけど白いし。昆虫自体が得意ではないですが、蝉だけは群を抜いて嫌い。

そして、行動が予測不能すぎる。死んだふりも得意だし、いきなりバタついて必ずと言っていいほど、自分の方に不規則な軌道を描いて飛んでくる。本当にありえない。小学生の時のラジオ体操の時、高校生の頃の通学の時の自転車こいでいる時に1シーズンに1回は必ず蝉に体当りされていました。本当にキモすぎるからやめて欲しかった。

 

そして、この蝉ですが、アパートの廊下にいたわけです。

朝はいい感じに曇っていて暑すぎなかったので、風邪で家からあまり出れていなかった娘と外にお散歩に行こうとしたのですが、こいつがいたせいで出口に向かうことができず向かうことができず。

まずは、いなくなってもらわないといけないと思い、ほうき、ちりとり、ゴミのダンボールを投げまくるも、1個も蝉に当たらず。なるべく遠くからなんとかしようと思いましたがなんともならなかったので、自分でダンボールを使って蝉に接触しました。

そしたら、裏返っただけで反応しなかったので、死んでるのかと思った瞬間、羽をバタバタさせて、こっちに向かって飛んでくるではありませんか!!

 

「うわああああああ!!!!マジ無理、マジ無理!!!!」

 

と、朝っぱらから大の大人が絶叫笑。

片手で娘を抱っこしながら、もう一方の手に持ったダンボールで飛んできた蝉を叩き落とし、難を逃れたと思いきや、また廊下の壁に張り付いてるやんけ・・・。

奥さんから、「アパート中に朝っぱらから響き渡った絶叫が恥ずかしすぎる」と言われてしまいました笑。

 

とりあえず、壁に蝉はいるけど廊下に散乱したダンボールやら、ほうきやらを回収してこいと言われ、渋々回収しに行くと、上の階からアパートの住人が降りてきて、散乱したダンボールなどを回収している姿を冷めた目で見られました笑。

「うるさかったのはコイツか」、的な笑。

 

はい、そうです。朝から蝉ごときで絶叫してうるさかったのは私でございます、すみません。

 

 

予測不能な事態は極力避けてきた

とにかく、一番嫌なのは「行動が予測できないこと」。

どんな野生動物、いや、飼っている動物や、人間だって完璧に予測なんてできないですが、蝉だけは本当に何してくるかわからない。今回だって死んだふりと体当たりのコンボでしたから。精神的ダメージがひどすぎた。

気づいたんですが、蝉に限らず、自分は予測不能な事態は嫌いなので極力避けてるような気がします。

保守派な性格だと思っていますが、新しいことにチャレンジしたり、冒険したりすることはあまりしてこなかった。それは、どうなるか予想できないから。ある程度は予測できるかもしれないですが、極端な話、90%以上の確率で予想通りになると確信した時くらいにしかチャレンジしてこなかった。

予測できないからこそ、やってみる、価値がある、楽しい、という人もいると思いますが、私はそうではないので。

だから、蝉も嫌いなんだろうな、と思います。

でもこれからの人生、チャレンジしていかないわけには行かない環境であることは自覚しているので積極的に新しいこと、やったことのないことに踏み込んでいきたいと思います。

 

まずは、蝉とも友達になることからですかね。娘に蝉が嫌いということで愛想つかされるのは嫌なんで笑。

 

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