ウィザップの応接室が今までと色々変わってるけど、これからもっと変わるらしいですよ!
Y.K
先週の土曜日に開催された新潟市主催の「にいがた女性おうえんフェスタ」。
にいがた女性おうえんフェスタ2018
「にいがた女性おうえんフェスタ2018」を開催します。これは、働いている女性や働こうとしている女性を多方面から応援しようというセミナーイベントで、今年初めて開催するものです。
働いている女性や働きたい女性自身だけでなく、女性を雇う企業、パートナーや子ども、これから働こうとする学生などが対象です。
このイベントは、女性の職業生活における活躍を推進するため本市が今年3月に策定した「新潟市女性活躍推進計画」に基づき行います。
こちらのイベントの分科会にゲストスピーカーとして参加してきました。
テーマは「先輩社員に聞く!自分サイズのワーク・ライフ・バランス」。
この分科会は、現在大学、短大、専門学校に通っている学生が、新潟市内で働く先輩社員に様々な質問をしてお話ししていく中で、働くイメージをつかんでもらう、といった趣旨のものでした。
新潟市内の企業に勤めていて、男性として育児休業を取得した実績があることからゲストスピーカーの依頼がありました。
場所はクロスパル。
今回参加の学生さんは全部で7名。
女性のイベントなだけあって男性はいないのかと思いきや、学生さんに一人男の子がいて助かった笑。
分科会は簡単に自己紹介をして、分科会担当者である司会の小泉さんから質問を受けて、そのあと3つのグループに分かれたテーブルで学生個人からの質問を受け付けるといった流れ。
最後にグループごとに、「社会に出たら(出ても)大切にしていきたいこと、これだけは譲れない、と思うこと」をまとめて発表しました。
学生さんからの質問の内容は、「育休について」「採用担当者としてどこを面接で見ているのか」「仕事ってなんでするのか」などなど。中には、「ぶっちゃけ就職したくない」なんて声も笑。
皆さん大学1年生でまだ3ヵ月くらいしか大学生をしてないし、3か月前までは高校生だったわけで、そう思うのも無理はないと思います。でも、みなさん1年生の内からこうした働くということについて考えるワークショップに積極的に参加するというのはすごい事だと思います。その意識だけで他の同級生と差をつけたと言ってもいいでしょう。
「就職したくない」というのも、なぜそう思うのか?掘り下げてみることが必要だとその学生さんに言いました。
漠然と「仕事は大変」「親が仕事の愚痴を言っている」「いつも遅くにお父さんが帰ってくる」「仕事している人はいつも疲れている」「自分の時間がない」等、そういったところが目について「就職したくない」という考えになっているのかもしれない。何が嫌だから就職したくないのか、嫌だと思う理由を整理して、自分を知る必要があるね、とアドバイスしました。
そもそも、なんでそれが嫌なのか?逆に嫌だと思う原因を整理することは、自分の大事にしていることを見つけることにも繋がるということ。
例えば「自分の時間がない」事が嫌なのであれば、「自分の時間を確保して趣味のゲームをする」ということがその人にとってはとても大事なことなのかもしれない。
周りからどんなにくだらないと思われようと、自分は自分なのでどんな理由でも大事なものは大事。
就職するまでにそれを見つけることがとても重要です。今回はそのためのワークショップでした。
私も面接で「これだけは譲れない、大切にしていること、していきたいことは何ですか?」と聞いています。
私も採用で重視しているテーマのワークショップだったので、学生さんのディスカッションも聞かせてもらいながらとても楽しかったです。
もちろん、就職活動が本格的に始まる2年後に大事にしていることが変わっても構わない。それについて真剣に考えたことがある、ということが2年後の就職活動で活きてくるはずだから。
最後になりましたが、ファシリテーターの新潟大学創生学部教授渡邊先生、お声をかけていただいた新潟市男女共同参画課小泉さん、そして学生の皆さん、ありがとうございました。
また、何かお役に立てそうなことがありましたらお声がけください。
本当に楽しくて有意義な時間を過ごせました。
少しでも学生の皆さんのためになれていればいいなと思います。
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