新卒採用時に改めて注意したいこと|内定辞退を防ぐために内定者フォローしてますか?

新卒採用業界で売り手市場が強まってから、人材確保のために企業間での激しい競争が行われています。

特に、新規で募集をかける企業が年々増え、求人数が増加しています。これが売り手市場が加速している大きな要因の一つとなっています。

しかし、今までずっと新卒採用をしてきた企業でも既存のやり方ではうまく採用できなくなっている中、新規で新卒採用を始めるのはなかなか大変な状況。

とはいえ、人材確保に向けてやらなければいけないのが現実。

 

ということで、新卒採用で良い結果を残すために、最近新卒採用を始めた企業、今までずっと新卒採用をやってきた企業も改めて、新卒採用における注意点を把握しましょう。

 

今回は「内定者フォロー」に焦点を当てました。

 

 

内定辞退を防ぐための「内定者フォロー」では「社長自ら参加」が大事

近年、多発しているのが「内定辞退」です。

学生同様、企業側も頑張って採用活動してきて内定を出します。

しかし、近年の売り手市場によって大卒の求人倍率が1.88倍ということもあり、2人に1人は内定辞退をされてもおかしくない状況です。

頑張って採用活動して来て内定を出したのに、結果、入社してくれなかったらかけた時間、費用がすべて無駄になったしまいます。

そうしたことにならないように、「内定者フォロー」が今まで以上に重要になってきています。

 

では具体的に内定者フォローはどんなことをやればいいのでしょうか?

以下に参考サイトとして載せておきます。

 

内定者フォローのイベント例 | 新卒採用のノウハウ | リクルートの人事向け新卒採用成功ナビ

 

弊社の場合ですと、今のところ内定辞退はほとんどありません。

過去10年で30人~40人程採用していますが、内定辞退は私が把握する中で2人位でしょうか。

では、どんな内定者フォローをしているか、以下にまとめました。

 

・社長と内定者顔合わせランチ会

・社長&内定者&1年目の社員食事会

・内定式

・新年会に出席

・業界の通信教育(過去にやってました)

・内定者アルバイト

・採用担当者からメールでのコミュニケーション

 

こんなところでしょうか。

何年も前から見ると、内定者フォローとしてはよくやっていた方、近年だとあまりやっていない方に分類されると思います。

弊社の特徴は、採用担当者もフォローしますが、社長自ら出席して内定者がトップと直接コミュニケーションを取れることだと思います。

社長と同じ時間を共有することが入社までに何回もあります。

食事会では、学生がプライベートではなかなか入れないちょっと高級なお店でお酒も入りながら、いろんなお話ができます。特に、弊社の社長は社員との距離が近いので、内定者とも親密な関係を築けていると思います。

フォローの方法は様々ありますが、大事なのは会社のトップである社長自らが内定者に時間を割いて入社への動機づけを行う事だと思います。

 

経営者が何を考えているのか、学生にとってもとても大事な事だと思うので。

内定者フォローを検討する際は、社長も参加することを念頭に検討してみてください。

 

 

 

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