残念だと思う仕事

やっぱ休みはいいよねー。毎日休みだったらい(以下略

どうもです。F山です。

 

何を隠そうF山はデザインの素養はありません。

が、DTPの仕事を18年やっていて、主に文字組みをメインでやってきた人間です。

デザインに関してはとやかく口を出せる立場ではありませんが、文字組みに関しては多少うるさくなってしまいます。

 

文字組みと書きましたが、文字組みという言葉を知らない人向けにいうと「組版ルール」ということです。

またまた出ました「ルール」というフレーズ。

組版ルールには禁則処理とか、段落最初にくるカッコの開始位置とかいろいろあります。

ここらへんの話はまた今度書きますね。

ちなみに大手の出版社では、出版社ごとの組版ルールがあるそうです。

 

 

F山的には見た目の奇抜さとかカッコよさといった要素がどんなによくても、一般的な組版ルールに則っていない製品は「残念だな」と思います。

製作した人の言い分として、「お客様から支給されたテキストデータのままですよ」という声をよく聞きます。

でもお客様は組版ルールのプロではないわけです。なので、組版ルールを意識したテキストデータが支給されると思ってはいけません。

そういったところをフォロー(整形)して、いい物を作るのがプロの仕事だと考えます。

 

我々DTP(WEBもそうかも?)は環境とスキルさえあれば誰でもできてしまう仕事です。

その環境も、印刷機を導入するといったような数千万単位の大規模な投資とか、設置面積を気にしなくてもできてしまいます。

ソフトとハードだけで、その気があれば趣味で印刷データを作れるという人もたくさんいるわけです。

その中で、「プロの仕事」として差別化していくためには、「組版ルールをしっかり理解している」というのが重要です。

 

弊社で組版からお仕事をいただいている案件に対しては、組版ルールに則った、プロが見ても恥ずかしくない製品をお客様にお届けしたいですね。

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