アイズに聞く

ー物を作る仕事をする上で大事な事って何でしょうか？

アイズ「ズバリ、人間力ですね。」

ー人間力？

アイズ「機械を動かして物を造る、ってことで言うと、機械の使い方を知ってれば誰でもできるんですよ。使い方なんて説明書に書いてあったり、誰かが教えてくれたりしますしね。でもね、大事なのはその先なんですよ。」

ーその先？

アイズ「目で見て確認するのは勿論、機械の動作音、後は製品をさわった感覚、五感を駆使して製品を作っていくんですよね。あ、味覚はあまり関係ないですけど、製本は笑」

ー笑

アイズ「いつ不良品が出てくるかわからないんで、それらを常にフル稼働させてないと。前に、こんなことがありましてね。100ページくらいの本を造ってたんですよ。その時、ふと1冊持ったときにアレ？って。なんとなく感覚が、、、と思って検品したら1ページ増丁、つまり1枚ダブって入ってたんですよね。」

ーすごいですね

アイズ「たまたまだろうけど、そこまで注意を払って作業してるからこそ気付いたんで、その辺を意識して仕事できるかどうかってすごく重要だと思うんですよ。」

続く

ここをこうこうこう

身振り手ぶりを交えて語るアイズ氏の図