【第16節】vsV・ファーレン長崎
すずきのたつや
今日は中学の担任の先生の命日。
やっぱりいつになっても悲しい気持ちになりますね。
中学生の頃なんてみんな思春期で、
どれだけの迷惑をかけたかなんてわかりません。
わざとじゃないんですけど、
ガラスを割ってしまったことがあって、
それもすぐに許してくれました。
僕たちも成人を迎え、心もあの頃より大人になり、
一緒にお酒を飲める歳になったのに、
それも叶うことはありませんでした。
先生はアルビサポーターでした。
神様は意地悪で、
アルビのJ2降格が決まった歳に亡くなりました。
その年の最終節、降格が決まった新潟は、
セレッソ大阪に勝利。
先生は病室でずっと結果を気にしていたそう。
きっと今頃J1に戻ってると思ってるんだろうなあ。
こんなに長くJ2にいるなんて思ってもないだろう。
そして僕が太鼓を叩いてるなんて想像もしてないだろうな。
いつか「あんなに長くJ2にいたんだよ?笑」って話ができるといいな。
でもその話をするためにはJ1に上がらないと。
今の僕にとって大きな原動力です。
スタジアムにはいろんな人の想いがある。
アルビレックスはいろんな人の夢を乗せてる。
だから一戦一戦必死に闘わないといけない。
心が折れそうなとき、
いつも先生のことが頭に浮かぶ。
自分もいろんな人の想いを背負ってるんだなと。
だから絶対に志半ばでやめられない。
来年こそは、絶対にJ1昇格。
よし、また頑張ろう。