お岩さんのお墓
営業部のおじさん 清水
妻が子どもを連れて出ていきました。
荷物もまとめられています。
別居です。
別居と言いながらも悪い意味の別居ではなく、リフォーム中の期間限定別居です。
台所がまともに使用できそうもないので、仕方がない。
一人で暮らすのは、出産の時以来。
その時は、これからどのように生活が変わるか不安もありながら、
帰りに妻の実家で子どもの顔を見て帰るのが日課でした。
今の一人暮らしも妻の実家に子どももいるので、いつでも会えるのですが
家が静かすぎて寂しいです。
いつの間にか、賑やかな家になっていたんだなと
感じさせられます。
その子どものほうは、
「今日からババの家で居候だから」
「プチ引っ越ししてくるから」
ととても楽しそう。
感傷的なのは父親だけの様です。