タクシーも変わってきてます

営業部のおじさん　清水です。

先日久しぶりにタクシーに乗りました。

驚いたことに支払いの時にサービスカードをもらいました。

今ってタクシーでもカードを配ったりするんですね。

利用回数によって特典があるようです。

年に数回しか乗らないので知りませんでした。

タクシーの規制緩和から15年くらい経ったかと思いますが、その間運転手の収入は下がり続け、台数は増え続けました。

今は逆に「台数制限しないとだめだ」って流れになっていますが。

規制緩和するといい業者は残り、悪い業者は淘汰されて消費者にとって利益になる。

これが規制緩和を推し進めていた理由の一つなんですが、タクシー業界に関しては最初から無理なんじゃないかと思っていました。

悪い業者を淘汰するには、消費者に選択の自由がなければ不可能です。

でもタクシーって消費者に選択の自由ってないですからね。

駅とか街のタクシー乗り場とかで好きなタクシーに乗っていいのなら選択の自由はあるけど、結局は順番が回ってきたタクシーに乗るしかないです。

これじゃあ運次第、悪い業者を淘汰なんてできません。

だから今でも挨拶すらできない運転手が残っていたり、乗車拒否があるのもそのせいか。

当時「規制緩和」「規制緩和」を叫ばれてどんどん推し進めたわけですが、タクシー業界に関しては、運転手さんと会話した限りいいことなんてひとつもなかったようです。

規制強化に動くくらいですしね。10年経ったからわかるわけですが、これを失政というのでしょう。

こういうことが繰り返されないように、夏の参議院議員選挙はよ～く検討したい思います。

今日はこのへんで、また明日。