「小法師」京橋店
営業部のおじさん 清水
下っ端営業 清水です。
今日は天気もよかったので、会社近くの「お人形の隆和堂」さんにお邪魔しました。
夏から秋はずっとシャッターが閉まっている不思議なお店だったので
行ってみたかったんですよね。
中に入ると、店員さんが二人。
三条市に本店と工場があり、新潟店は
新潟店の営業は1月3日から5月頃まで、
三条の本店は一年中営業しているそうです。
店員さんによると
ひな人形の売れ行きはいかがですか?
「今はもう終盤ですが週末はまだまだお客様が多くいらっしゃいます」
一段のものが多いようですが?
「最近はマンションの方も多いので、サイズは大きくても3段、親王飾り(一段)が多く出ますね」
「最初に売れるのは伝統工芸師のものですね。手作りで製作できる数も限られるので、なくなったら終わりになります。なのでなくなる前に早く買われる方が多いです」
伝統工芸師の品を見せていただきました。
「人形は木から切り出して、着物は正絹を使い、西陣織で人間が着るように一枚一枚丁寧着せていきます。顔もただ白いだけじゃなく、奥行きがあって透き通る色です」
いや~これは確かにいい着物を着ています。
私でもわかるくらいでした。顔も綺麗な顔していますし。
「これなら子から子へ受け継いでいくのもいいかな」と思える品質でした。
店の奥には今では珍しくなった7段飾りがありました。
「懐かしいと皆さんご覧になりますけど、どんなに安くしても買う方はいません(笑)」
とのこと。
片付けるとダンボールが5個にもなるそうです。
これは、飾るにも片付けるにもかなり大変ですから一段が人気なのかもしれません。
でも気軽に見せてくれるので、「7段見てみたいな」という方は
立ち寄ってみてください。
来月になったら兜飾りに切り替わるようです。
安く買えるかもしませんよ。
お人形の隆和堂
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今日はこの辺で、また明日。