石焼き芋をスーパーで買ってたら、なんだか寂しくなったんだよね。

こんにちは。ウィザップ営業部 渡辺尚武(なおたけ)です。

日々、満腹になりすぎないよう腹八分目を気にしながら過ごしています。

 

石焼き芋のおいしい季節ですよね。

 

昭和50年代前半、

わたしが小学生のころ、

冬の夜になると1週間に1回ぐらいは、

必ず家の前で、

「いーしやーきいもー、おいも、早く来ないと行っちゃうよ。」

と車を止めてわたしが行くのを

待っていてくれる焼き芋屋さんがいました。

 

時間は、夜の7時30分から8時ぐらい。

晩御飯を食べ終わったころなのでデザートです。

 

かなりの常連客でしたからね。(笑)

必ずおまけで小さい1本を付けてくれたものです。

 

値段もわかりやすかったので覚えています。

100ℊ100円で、大体300円か500円分を買っていました。

たまに1本500円の大物を買うこともありましたよー。

 

こんな思い出深い焼き芋屋さんですが、

もう何年も、

こういうトラックで移動しながら売っている焼き芋屋さんから、

焼き芋を買っていません。

 

ではどこで?

それはスーパーです。

スーパー内に設置されている石焼き芋器で焼けている芋を買っています。

 

風情がないですよね。

 

でも、自分の食べたいタイミングで買えちゃうので、

そこで買っちゃいます。

 

なんとなく、

そこに寂しさを感じます。

 

やっぱり

焼き芋屋さんの真っ黒な顔したおやじが、

わたしが来るのを待っていてくれて、

「500円分ちょうだい」と注文した後、

おやじが籠に入れて焼き芋の重さを計っている間、

おまけを何本付けてくれるかワクワクしていて、

期待以上のおまけをつけてくれたら、

「また、明日も来てね!」と言いながら

家に帰って、親におまけを自慢する自分がいて、

そんな

焼き芋屋のおやじとのふれあいが、

焼き芋をさらにあったかくしていたんだろうなー。

 

なぜスーパーで寂しいのか、

こういうことなんだろうなーと思います。

 

たまには、おやじから買おうかな!

そうしようーっと。

 

大切なことを忘れないように。

 

それでは。

 

 

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