ライバルに負けたくなくて、本を厚くすることもあるんだよね。

こんにちは。ウィザップ営業部 渡辺尚武(なおたけ)です。

日々、満腹になりすぎないよう腹八分目を気にしながら過ごしています。

 

紙の厚さってどのぐらいかご存知ですか?

 

一般的な冊子の本文に使われる用紙は、

0.08㎜、

5.19.4

上質紙A判35kg(四六判換算55㎏)という厚さの紙です。 10が0.1㎜なので、2メモリ前の0.08㎜を指しています。

 

もしくは、0.10㎜です。

5.19.3

上質紙A判44.5kg(四六判換算70㎏)という厚さの紙です。0.1㎜。

 

記念誌などの上製本の本文には、

0.13㎜の厚めのしっかりした用紙を使うこともあります。

5.19.1

上質紙A判57.5kg(四六判換算90㎏)という厚さの紙です。0.13㎜。

 

どの厚さを選ぶかは、

本のページ数や両面印刷した時の裏側の文字の透け具合など

その本の内容に合ったのを選んでいきます。

 

ちなみに、コピー用紙は、0.09㎜です。

5.19.2

コピー機専用の用紙。静電気が起きにくく作られているので、紙詰まりが少ないです。0.09㎜。

 

本の厚さの計算は、

例えば、

200頁(両面にて100枚)で0.10㎜の用紙の本は、

「0.10㎜×100枚=10㎜」

となります。

 

たまに

お客さまが、

ご依頼された本の作成途中で、

厚さを気にされることがあります。

 

このままだと、

厚すぎて手に持って読みにくくないか?

ライバルの本より薄くて、見劣りしないか?

たくさん贈るための梱包段ボールは、

どのぐらいの大きさを用意すればよいか?

など、

 

もし、同じような境遇のかたで、

ふと計算してみたくなったときは、参考にしてくださいね。

 

実際にお選びいただいている用紙によって、

多少の違いはありますが、

おおよその目途は付くと思います。

 

ここで一句、

「1㎜も 負けたくなくて 厚くする」

 

それでは。

 

 

CATEGORY

    0PEOPLE