ほおびきって、楽しいよね。
なおたけ
こんにちは。ウィザップ営業部 渡辺尚武(なおたけ)です。
日々、満腹になりすぎないよう腹八分目を気にしながら過ごしています。
いつも年度末2月~3月になると
調査報告書のお仕事を、たくさんいただきます。
ご依頼主が1年または数年かけて
まとめ上げた集大成です。
そんな中に、ときどき、
遺跡発掘調査報告書なるものがあります。
これは、遺跡マニア以外、
一般の方はほとんど目にすることはないと思います。
ちょっとでも中身をお見せしたいところなのですが、
ごめんなさい。
報告書の中身はお見せできないのです。
なので、簡単に説明しますと、
土器など出土品の
その模様や形が忠実にトレスされていて、
誌面で見やすい縮尺率で掲載されています。
拓本で写し取られたと思われる
土器模様も印刷されています。
そして、その出土した場所も
測量データに基づいて、
俯瞰(ふかん)図面で掲載されていて、
どこからどの土器が出土したか分かりやすく示されています。
遺跡専門のトレス技術で描かれた見事な図面です。
そんな中身の本です。
ただ1つ、
このお仕事をいただくたびに
いつも疑問に思っていたことがありましたので、
そのことを解決すべくお客さまに聞いてみました。
Q:「毎年毎年、報告書を作成してますが、
そんなに遺跡ってみつかるもんなんですか?」
A:「ええ、道路建設や公共施設建設のために、
その土地を調査すると大体でてきますよ。
年間100か所は見つかりますよ。」
「え—! そんなに!」
想像以上の数にたまげました。
年間100ですよ。新潟県内で。
これでは、
報告書をたくさん作成しなければならないわけです。
でも、それよりも、
いま何気に歩いている足の下に、
もしかしたら遺跡が隠れているのではないかと思ってしまい、
空想しながら、
その時代へタイムスリップしたような気分になり、
しまいには、
息子と、こんな体験をしてみました。
石おのです(笑)
でも本当に
いま私たちが普段歩いている土の下に
大昔の人たちの生活の跡が姿を隠しているかもしれませんよ。
1回でいいので、
発見したぞー!という気分を味わってみたいですね。
それでは。