本には、ノンブルの付け方ルールがあるんだよね。

こんにちは。ウィザップ営業部 渡辺尚武(なおたけ)です。

日々、満腹になりすぎないよう腹八分目を気にしながら過ごしています。

 

年々、印刷用の原稿として、

うちの会社で、ほぼ手を加えなくてもよい

完成されたワードデータで、

ご入稿いただくことが増えてきました。

 

ただ、

よくあるのがノンブル(ページ番号)の付け方を

一般書籍と違った付け方にしてしまっている

ケースが多くあります。

 

実は、

右綴じ本(縦組み)ですと、

開いた左ページから

ノンブルの-1-ページがスタートします。

以降、左ページは必ず奇数ページとなります。

3.1.3

左綴じ本(横組み)ですと

開いた右ページから

ノンブルの-1-ページがスタートします。

以降、右ページは必ず奇数ページとなります。

 

この、以降必ず奇数ページというところが

違ってきてしまうことが多いのです。

 

例えば、

その本の「章」の始まりは、

「中扉(なかとびら)」という形で、

右綴じ本(縦組み)ですと、左ページから、

左綴じ本(横組み)ですと、右ページから、

スタートすることがほとんどです。

3.1.1

でも、

ワードデータでは、

1ページからずっと通し番号が付いているので、

「章」の始まりが

偶数ページとなってしまっていることがあるのです。

 

その場合は、

「章」の前に、

何も印刷しない白いページを1ページ追加して、

奇数に調整する修正をおこないます。

3.1.2

ということで、

その白いページは、

何も印刷はされなくても

ページとしての

カウントだけされる存在となるのです。

 

このページ調整をすると

目次の指し示す

各章のページ数も変わってしまうので、

一緒に修正が必要となります。

3.1.4

もし、

ご入稿いただく前に、

このノンブル問題に気づいたら、

データ上で、白ページを挿入してくださいね。

 

もちろん、

「面倒だわ~」と思ったら、

安心してください、

うちの会社で直しますので、そのままで大丈夫です!

 

それでは。

 

 

CATEGORY

    0PEOPLE