増刷の発行表示って、こういうことだったんだよね。

こんにちは。ウィザップ営業部 渡辺尚武(なおたけ)です。

日々、満腹になりすぎないよう腹八分目を気にしながら過ごしています。

 

書籍の最後のページに

書名、定価、発行年月日、版数、著者名、

発行者名、印刷所名などが印刷されている部分のことを

奥付(おくづけ)といいます。

2.22

奥付けの例

この奥付けの発行表示のなかで、

違いを示していても、

ちょっと分かりにくい箇所があります。

 

例えば、

売れ筋の本は、何回も何回も増刷されるので、

奥付の発行の表示がどんどん増えていきます。

 

そこで、

つぎの2パターンの表示の違いが分かりますでしょうか?

1つ目のパターン

平成26年1月22日 初 版 第1刷発行

平成26年2月22日 初 版 第2刷発行

2つ目のパターン

平成26年1月22日 初 版 第1刷発行

平成26年2月22日 第2版 第1刷発行

 

1つ目のパターンは、

1月22日に発行した初版と同じ版で、

そのまま2月22日に増刷発行したことを意味します。

2刷とは、同じ版で2回目の印刷をしたということです。

 

2つ目のパターンは、

1月22日に発行した初版の内容を

一部変更して、第2版を作成。

そして、2月22日にその第2版で、

1回目の発行したことを意味します。

なので、

初版と違う部分があるのです。

 

あまり奥付を深く気にすることは少ないと思いますが、

こういう事なのです。

 

ご参考までに。

 

では、また明日。

2.12.1

 

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