印刷には「面付け」って作業が、必要なんだよね。

こんにちは。ウィザップ営業部 渡辺尚武(なおたけ)です。

日々、満腹になりすぎないよう腹八分目を気にしながら過ごしています。

 

今日は、「面付け(めんつけ)」という作業を紹介します。

 

印刷機の大きさにはさまざまありますが、

うちの会社のメインは、

A4判サイズ8枚分の大きさが印刷できる機械(菊全判機)です。

 

そこに

A4判片面で8頁分、両面で16頁分を印刷します。

 

例えばA4判サイズの本の

1~16頁を印刷する場合、

このように並べます。

2.7.5

付けた番号がページです。(1ページが入った方の面)

2.7

付けた番号がページです。(2ページが入った方の面)

 

この並べる作業を「面付け」といいます。

 

 

これを両面印刷して、8つ折りにすると

こうなります。

2.7.2

2.7.1

この1枚16頁分を1台という単位で数えます。

なので、2台は16頁×2台=32頁分となります。

 

本は、この単位で印刷されて、

重ねられて、

製本で綴じられて、

最後に天地と

小口と呼ばれる本のめくる側を断裁して、

1冊の本に仕上がります。

2.7.3

このように面付けされ、印刷されるので、

例えば、14ページとかの本になると、

用紙にムダが出て割高になってしまうのです。

 

もし、本の構成を考える時は、

16で割り切れるページにすると

とても無駄の出ない本になりますよ。

 

ムダが出ないので、環境に配慮した製品となります。

 

16が難しいときは、

8もしくは4で割り切れるページでも大丈夫です。

面付けのやり方で、ムダが出ないようにできます。

 

どうしても上手くいかないときは、

ちょっとした工夫で、

ページ数を減らしたり増やしたりできるかもしれません。

相談してくださいね。

 

私は、とりあえず夢のように腹筋が割れるよう

腹八分目で今日もトレーニングいたします。

 

 

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