映画好きとして
セバス
おこんばんわ、クロスメディア課の髙橋です。
あまりにも体調が良くならないので、午前中急遽お休みをいただき病院に行ったところ、「逆流性食道炎(胃腸炎?)」ではないかと診断されました。
詳しい検査をしていないのであくまでも疑いなんですけど、まぁ私はそうだろうなーと思ってました。胃液が逆流してきた辺りから体調が絶不調になったもので•••。
原因としてはいろいろあるんですけど、一番は体重の増加にあるのでもう痩せます。何が何でも痩せます。
「ボディポジティブ」という言葉をいろんなところで目にするようになりましたが、健康を害してしまったら元も子もないので健康のためにも痩せるのです。ジム行くよ!!!!
30歳が近づくにつれて身体のいろんなところが悲鳴を上げ始めていて、若いときの無茶が今になって響いているのを実感しています。まだ28だから若いには若いんですけども•••。もうオールでカラオケなんか無理なんだろうなー。
私の体調不良話は置いておき、またも日本映画界において気が滅入ってしまうことが起きてしまいました•••。
※性加害の内容が書かれているため、フラッシュバックにご注意ください。
「お互い合意のうえ」「彼女の方から近づいた」等々の弁には既視感しかない。被害者の方たちのケアがなされますように。※フラッシュバックに注意が必要な記事です。
女優4人が覚悟の告白「人気映画監督に性行為を強要された」新作は性被害がテーマ | 週刊文春 電子版 https://t.co/JMYMrHCzPh
— エトセトラブックス (@__etcbooks) March 9, 2022
自分の立場を利用した醜悪な事件すぎて反吐が出る•••。一体いつまでこんな悪夢を見させられ続けるのか。
「家庭内の性暴力」を描いた映画の監督が、役者に対して実は性暴力を振るっていた、なんてなんの冗談なんだ•••?
今回の件、「蜜月」の脚本を担当した港岳彦さんも言及しております。
ぼくの脚本作「蜜月」の榊英雄監督が起こしたとされる性暴力、性的行為の強要について、週刊文春から取材を受けました。紙は明日発売で、電子版は有料です。なお記事内には酷い性暴力の記述があります。ご注意ください。https://t.co/1TacG68ueT
— 港岳彦 (@minatotakehiko) March 9, 2022
こういったことが起きると関係者などはダンマリを決め込むか、女性だけ声を上げるかのどちらかが常ですが、作品と監督両方において密接に関わる脚本担当でなおかつ男性が言及したのは非常に意義深いと思います。
日本の映画監督に疎い部分があるので、正直今回の報道までこの監督のこと存じ上げなかったのですが、なんか前から人に対するリスペクトに欠けた残念なお方のようですね。
“武田さんは「撮影現場で監督に名前を呼ばれたことがなかった。ずっと『ブス』って(怒鳴られて)、本当に怖かった」と明かした。”
榊英雄監督。俳優に対してこんなやり方しかできないの?武田梨奈:監督に「ブス」と怒鳴られ……「怖かった」 https://t.co/ZkRcg0oJUc
— Murata Erika (@eripico___) March 9, 2022
この記事だと詳しいことは分からないですが、他の役者さんやスタッフは監督を嗜めたりとかしなかったのか•••?役にリアリティを持たせるにしても、このやり方が正しいとは絶対思えないんだけど、誰も何も言わなかったの?男の人がおそらく圧倒的に現場で多かったはずなのに、なんで誰も止めなかったのだろう。こんな思いさせちゃダメだよ絶対。
当事者である監督は何やら今回の件でいろいろ言い訳しているみたいですが、自分の立場を利用した卑劣な行為であることを自覚してとっとと業界から去ってほしいものです。というか周りがちゃんと引き摺り下ろしてほしい。過去にも性加害をはたらいた人間いっぱいいるけど、しれっとそのまま居座ったり、一旦いなくなってまた何食わぬ顔で戻ってきたりとかがあまりにも多すぎる。しかるべきペナルティを与え、もう2度と同じ立場に座らせないという強い姿勢を見せてください。勇気を振り絞って声を上げた被害者4名のためにも。
調べたら4月に公開予定の「ハザードランプ」の監督でもあるんですね。友達の推しである山田裕貴が出るからタイトルだけは知ってたけど絶対見ないわ•••。その前に、3月25日公開予定だった「蜜月」が中止になったので、場合によっては「ハザードランプ」も中止になると思います。というかそうしないとダメだと思う。楽しみにしてる友達には申し訳ないけれど。
よく「作品に罪はないのだから公開すればいい」という声を聞きますが、それが当てはまる作品とそうでない作品の2パターンあって、今回の場合は完全に後者なんですよね。そもそも描かれてる内容が「性暴力」が主軸である以上、「作品に罪はない」は罷り通らないです。監督の行為を想起させるものだし、どんなに被害者が勇気を出して声を上げたとしても、結局は加害者の利に沿う結果(そのまま上映)になってしまったら、今後更に声を上げづらくなってしまいます。だから第三者が気軽に使っていい言葉ではないと思います。ましてや当事者なんかもってのほか。
metoo運動以降、声を上げやすくなっている雰囲気は感じつつも、その後の対策が不十分な気がしてものすごくモヤモヤします。いつまでも見て見ぬ振り・知らぬ存ぜぬは通じないし、遅すぎるけれど本腰入れて業界全体の改善に力を入れて欲しいです。これは役者や監督などではなく、プロデューサーなどの上層部に言っています。そこの考え方や体質が変わらない限り、いくら下が頑張ったとしても意味がないです。
被害に遭われた方が告発したことにより不利益が被らないよう、全力で周囲は守って事態解決に向けて早急に取り組んでほしいです。加害者の野放しだけは絶対に絶対にやめてくれ。
どんな立場の人でも安心して働ける業界であってほしい。いい加減、人が搾取されているもので成り立った作品に触れたくないしお金も払いたくないよ。