ヘアカラーってなんでこんな気分アガるんだろうね
セバス
おこんばんわ、クロスメディア課の髙橋です。
突然ですが、私は映画をジャンル関係なく見るほうの人間だと自負しつつも、その実「恋愛映画」と呼ばれる作品が苦手です。
今まで意識的に「恋愛映画」を見たのは数える程度しかなく、見ても「うあああああ!」と悪い意味で悶絶してしまい、集中が全くできないほど。
そして映画に限らず、アニメでもドラマでもその類の作品は苦手で、大好きな野木亜紀子さんの作品にも関わらず、「獣になれない私たち」は途中で挫折、「逃げるは恥だが役に立つ」もなんだかんだまだ見ていませんし、今後も見る気は起きないんだろうなと思っています。
そんな私でも子供のときは少女漫画にどっぷりで、20代前半までは読んでいた口ですが、ある時から身体が受け付けなくなり、買うことも読むこともなくなりました。
少女漫画でよく見かける「お前は俺のものだろ(キラッ)」みたいなのが本当にダメになり、中指を立てたくなりますし(下品な人間ですみません…)、さっさと撲滅してほしいと思う人間です。
あのナチュラルに女をモノ扱いする感じが嫌なんですよね…。目の前におるの人間だが???って頬をぶっ叩きたくなってしまうのです…。
あと、「恋愛」という括りでなくとも多少そういう表現があるのも「ゔっ…」ってなります。
男女バディものの作品にありがちなんですけど、最後お互い惹かれ合ってくっつくみたいな。
そういうのマジでいらない。相棒という関係性じゃダメなんか????なんでくっつかないとダメなの????は????
でも、同性愛を扱った作品や、恋愛描写はあれどホラーとかダークファンタジー/ファンタジー、コメディでド下ネタ系のものは平気で、寧ろガンガン見るほうです。
では、なぜそのような違いが出るのか。
最近自分なりに考えていましたが、ようやくハッキリとした答えが出せました。
ようは、男女が一緒にいれば必ず恋愛関係になるっていう考えが、私にはもう拒絶反応を示すぐらいに受け付けなくなっているのです。
そういう風になったのも、私自身がこの先結婚することは一生なく、また恋愛対象が異性とは限らないという価値観に変わったのと、セクシャルマイノリティの存在を無視している現状に耐えられなくなったから。
男男でも女女でも恋愛関係にはもちろん発展するし、男女だからといって必ず意識し合うこともなければ、そもそも恋愛感情自体を抱かない人もいるわけで…。
そして、私のように結婚も出産も望まない人も今じゃ当たり前になりつつあり…。
そこを無視してヘテロセクシュアルなものだけ大量生産されるのに疑問を抱かないわけないですよね。私達の物語ももっと作ってよって。
そういったものがクリアされれば、気持ち悪さを感じずに見られるとは思いますが、今は無理かな…。
多様性を叫ぶのなら、言葉に出すだけじゃなくてもっと形にしてほしいですよね。この国は何もかもが中途半端すぎる。
というわけで、私に対して「結婚しないの?」だとか「彼氏は作らないの?」だとか、時代錯誤も甚だしい寝惚けたことをぬかしたらその頬を赤く染めてやりますし、恋愛ものをおススメされても見ないので悪しからず。
でも倫理観がしっかりした女女ものならウェルカムなので、良い作品知ってたら教えてください!映画ドラマ小説なんでも!
てなわけで、こういう人間もいるんだよよろしく☆という感じの投稿でした~。
明日行けば連休!明日行けば連休!明日行けば連休!!!!
頑張る!!!!