手から毒がでるねこのはなし

あんにょん\(^o^)/

タイトルを見て、読みたいなと思っていた漫画がTSUTAYAさんに売っていたので買ってみました。

「手から毒がでるねこのはなし」

TwitterやInstagramで、泣けたと言っている方が多かったので、とてもとても気になっていました。
可愛いイラストのオールカラーの漫画です。
ストーリーはタイトルそのままのお話。

手から毒が出る
という設定ですが、それで何かが起こったりはせず
毒でほかのねこや動物、人間を傷付けてしまうから触れない、近寄れない、だからひとりぼっち。
という、もうどくちゃんなのです。

これって、いわゆるコンプレックスがあって
それによって人との関わり方が苦手になってしまっていることと同じことかな?と思いながら読みました。

可愛いイラストなのに、とても切ない。
切ないんだけど、それは周りから見ている人の意見なんだろうな、とも思いました。
人にとってはゴミだけど、もうどくちゃんにとっては宝物、みたいなシーンがあって。

作者さんのあとがきを読むと
そのシーンがめちゃくちゃ蘇りました。
可哀想だと思って描いたことはない、とのこと。
「もうどくは、私であって、あなたであって、あの子である。」
という一文も胸にぐっときました。

さらっと読める漫画ですが、すごく考えさせられる、そんな漫画です。
ちょっとした言動や行動で、誰かを傷つけたりしていないだろうか…?
と、自分自身を振り返りました。

読み終わるとそう考えるし、優しい気持ちにもなれました。
寝る前にもう一度読んでみようと思います。

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