食べ物を線で上手に描きたいという話
シャモト
『Thunderbolt Fantasy 生死一劍』のティザーが来てたァァァーーーーー!!!!!
いきなりあらぶっていてすみません。シャモトです。
久しぶりに公式サイトをチェックしたら、私の現在の主食の一つである『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)』の続編ティザーPVが公開されていました!!!!!
お時間がある方は映像だけでも見ていってください。お願いします。
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』(通称サンファン)とは、日本と台湾の合同映像企画であり、台湾布袋劇(人形劇)の老舗の制作会社である霹靂國際多媒體股份有限公司(略称:霹靂社)と、まどマギやfate/zeroなどで知られるニトロプラスの虚淵玄のコラボレーションで作られた映像作品です。
ここでいう台湾布袋劇は、簡単に言えば「ハイクオリティなCGと巧みな技術で動き回る人形たちで構成された特撮人形劇」です。
元は伝統的な人形劇でしたが、現在台湾ではドラゴンボール並みの知名度で、幅広い層から支持を得ているそうです!
うまくまとめられないのであらすじはこちらをどうぞ。
かつて魔界の軍勢と人間界が争った戦において、人間たちによって鍛造され、無双の力を発揮した数々の武器である「神誨魔械」。
戦の後、数多の神誨魔械は護印師らによって長く守られてきたが、その中でも護印師の「丹衡」「丹翡」兄妹によって守られてきた最強の武器「天刑劍」が、今まさに「蔑天骸」率いる悪の手に落ちようとしていた。
蔑天骸の追求から逃れる途中、丹翡は偶然にも「凜雪鴉」「殤不患」の両名と出会い、その助力を得ることに。
奇縁により導かれた3人は、新たに加わる個性豊かな仲間たちと共に各々の思いを抱き、蔑天骸の居る七罪塔を目指すこととなるのであった。
(公式サイト様より引用)
あらすじから察するように、戦いがメインの話(というか見せ場?)なので、華麗に武器を振り回すのはもちろん、CGで魔法みたいなの出したり、滅茶苦茶高価で綺麗な人形が容赦なく吹っ飛ばされたり血まみれになったりします。それでもすべてが美しい…
スマホで撮影しただけでも人形たちの美しさつたわるはず…!!!
こういう豪華な人形が剣グルングルン振り回して華麗に戦う映像って、それだけで国宝じゃん。
通常の布袋劇では口白師と呼ばれる方が一人ですべての声を担当しています。
一方こちらの『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』は人形たちの声を豪華声優陣が担当しており、声優さんの白熱した演技がより一層人形たちをイキイキとさせているのです…!!!
鳥海浩輔さん、諏訪部順一さん、関智一さんがお好きな方はぜっっったいにみるべき。メイン3人なので。
私は小山力也さんと大原さやかさんがすきなのでそのキャラが出ているだけで至福でした。
凜雪鴉(リンセツア) | 鳥海 浩輔 |
---|---|
殤不患(ショウフカン) | 諏訪部 順一 |
丹翡(タンヒ) | 中原 麻衣 |
狩雲霄(シュウンショウ) | 小山 力也 |
捲殘雲(ケンサンウン) | 鈴村 健一 |
刑亥(ケイガイ) | 大原 さやか |
殺無生(セツムショウ) | 檜山 修之 |
丹衡(タンコウ) | 平川 大輔 |
廉耆(レンキ) | 山路 和弘 |
蔑天骸(ベツテンガイ) | 関 智一 |
殘凶(ザンキョウ) | 安元 洋貴 |
獵魅(リョウミ) | 戸松 遥 |
凋命(チョウメイ) | 大川 透 |
田中 敦子 |
公式サイト様より引用しました。この中にティンとくる方がいるなら見て損はしません。
人形たちは唇が少し動く程度で全く表情は変わらないのですが、声優さんの演技で「その時そのキャラがどんな表情をしていたか」がすッと入ってきます。
表情がない分、なおさら声に表れる剥き身の感情が伝わりやすいんかもしれません。
サンファン本編の劇伴はアニメの劇伴といえばこの人!といっても過言ではない澤野弘之さんが担当しています。進撃の巨人とかキルラキルとかの人です。
ティザーPVで流れている曲はメインテーマとも呼べる曲なんですが、これがまた使われ方が最高!!!!
一番盛り上がるタイミングの、一番視聴者が待ち望んでいたタイミングでテーマのサビが入ってきます。澤野はうらぎらねぇ…
こういうのに弱いオタクだから本編で流れるたび『ウァァアァァ!!!!!(興奮)』てなってしまう~~~最高~~~!!!
テーマ以外にもおどろおどろしい曲、朝露が似合うようなピアノの曲など、BGM一つ一つが楽曲として完成度が高いです。
BGMのCDもありますので曲だけでも聴いてみてほしい。
布袋劇及びサンファンでやはり注目すべきなのは、登場人物の見せ場で流れる念白です。
これは「定場詩(ていじょうし)」とも呼ばれており、字の通り詩です。
登場人物の見せ場で流れる台湾語の詩で、その人物のキャラクター性を表す内容がつづられています。
キャラクターの声は声優さんですが、この念白の時だけは本場の口白師の方が詠じています。
キャラのキャッチコピーというかテーマソングのような演出で、これが出てくると『きた!!!!!』と一気にボルテージが上がります!!
台湾語が分からなくても言葉の響きがカッコいいし、あとで公式サイトの解説を見て「あぁぁあぁ~~~~(膝から崩れ落ちる)」となるの最高…
めちゃくちゃキャラの”らしさ”が詰まっていて、最終回には念白が流れた時、そして意味を知った時にもう感動と興奮で脳がバグりました。猿のように手を叩くしかなかった・・・
ここまで語りましたがまあ普通に語りきれませんね!!!無謀でした。
PVだけでもいいのでちらっと!みてほしい…
この記事で興味を持たれた方で今後放送予定の『Thunderbolt Fantasy 生死一劍』を先に見ようかな~~~という人は、その前にまず前作を見てほしいです。
見ないと面白さ半減するので絶対やめた方がいい。
現在はAT-Xか配信でしか見られないのが残念でなりませんが、たぶんまたBS11で再放送、あると思います。
社内の方は、ブルーレイもDVDもコレクションしているのでシャモトまでどうぞ。BGMのCDもあります。
なんならviewcastのおかげでブルーレイの内容がスマホに入っているので、さわりだけでもお見せできます。
絶対こういうのハマる人はとことハマれるとおもうので是非!!!!
以上、キモオタ根性で語り疲れたシャモトでした。