字を書かない

今日は用事があって法務局まで出かけてきました。

平成の初めのころまでは、役所の中で窓口応対の悪い方から数えた方が早いと言われるほど職員の態度が非常に横柄でした。

そのころの法務局の窓口を知っているものだから、今のやさしい窓口応対がかえって不気味に感じるオジサンです。

法務局では会社の謄本や印鑑証明書、土地・建物の登記簿などを交付してもらうために申請書を書いて窓口に提出します。

市役所で個人の住民票の交付をしてもらうのと同じです。

申請者(窓口に来た人)の住所・氏名と

「○○株式会社の謄本を□通」とかを申請書に記載して窓口に提出します。

というか、提出してました。

最近は、申請用の端末機があって

画面にタッチすることで紙の申請書に書かなくても

謄本や印鑑証明を交付してもらうことができるようになりました。

しかも交付までの時間が速い。

交付手数料納付のために収入印紙を購入して、もたもたしていると

待合の椅子に座る間もなく、番号で呼び出されます。

ある面、バリアフリーともいえますが、

オジサンは

「申請書ぐらい自分で書こうよ」

って思います。

もちろん便利、簡単なのでこれからは積極的に端末機を利用するでしょうが…。

そりゃオジサンも含めて悪筆の人にはとても助かりますが、

字を書かないことで、いっそうきれいな字が書けなくなってしまったり、

漢字を覚えなくなってしまうんじゃないかといった心配の方が勝ってしまいます。

REO SPEEDWAGON アメリカン・ロックですなぁ。

ピアノが効いてるんですよね。

1981年の曲でした。