トーストにバターを塗る係
まっさん
今日の新潟日報の夕刊で
「回り道の大切さ知って」(確かこんな記事でしたよね?)
っていう見出しだけを見て、記事の内容とはまったく違うのですが、子どもの頃のことを瞬時に思いだしてしまいました。
小学校は、「付属」に通っていました。
(たぶん新潟の人にしかわからないと思いますが…)
下校途中には、地域の学校とは比べ物にならないくらい、様々な誘惑がありました。
お店も、駄菓子屋、文房具屋、酒屋、喫茶店…
ほかにも、銀行、写真館、歯医者などなど
お金を持っているわけではないので、お店に入ってもヒヤカシだけ、
たまに買物する友だちがいると、5人も6人も付き添いが付いて、
なんて迷惑な小学生だったんだろうと、今になって思います。
通学路も特に指定されているわけではなかったので、バス停までの道のりは何通りもあって、その日の気分で、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ
廃屋を探検したり、
たまたまできた住宅展示場の家に上がったり、
したこともありました。
でも一番覚えているのは、
雨上がりの帰り道、交差点や分かれ道に来ると、
手に持っていた傘を立て、倒れた方向に進みながら
帰るっていうヤツです。
同じところをグルグルと回るハメになって、おばさんにあきれられたり、
帰る方向になかなか進めなかったり、
毎日、道草で腹いっぱいになって帰っていました。
今ほど車も多くなく、社会の見守る目もたくさんあったからできたことだと思います。
でも、そんな一見無駄に見えることからいろんなことを学んだように思います。
早く正しい直線道路も、もちろん良いですが、
時にはゆっくり曲がりくねった道を進むのも良いですよね。
ってことで、
もちろんオリジナルは Beatles ですが、カバーでお聴きください。
今日の弥彦&角田