たき火といえば… つづき

中学生の頃オジサンたちがたき火をしたよって話はコチラ

で、たき火の中にサツマイモを投げ入れた話のつづきです。

 

火の中に生のサツマイモを投げ込んで焼き芋にするという、しかも時計を持ってないので何分焼けばいいのかもわからないという超原始的な方法によって出来上がった焼き芋は…

 

焼けているかどうかの確認は、細めの枝で芋を刺すという方法です。

ただ焼けて食べられそうだと思っても火の中に投げ入れただけなので、手で掴み出せません。

しかもアルミ箔に包んでいるわけではないので、焦げて真っ黒になっていて燃やした木片と区別がつきません。

 

それでもようやく取り出して食べようと思っても皮が炭化して真っ黒、

その皮をむいて中身たどり着くまでに手が真っ黒、

たどり着いても黒くなった手で触っているもんだから実まで真っ黒、

そのうち皮をむくのがめんどくさくなったやつが皮ごとかぶりついて口の周りまで真っ黒、

それでも冬の寒空の下、熱々の焼き芋の美味かったこと、今でも思い出します。

 

あまりにも芋が美味しかったので二度三度と繰り返し楽しんでいました。

そして事件が起きてしまいます。

 

いつものようにたき火直焼き焼き芋を楽しんでいましたが、その日はちょっと風が強かったかな。

たき火に慣れてきたっていうのもあったのかもしれませんが、油断したすきに火種が風に飛んで近くの生えてる草に引火してしまいました。

砂をかけて消そうにも風にあおられてどんどん燃え広がっていきます。

みんな顔が青くなって泣きそうになった時、天恵か道路という草の切れ目が現れ、それ以上の延焼を防ぐことができました。

 

それがたき火焼き芋の最後だったように思います。

 

楽しかったなぁ。

 

1974年、KISSのファーストアルバムに収録されている一曲です。

ROCKしてるなぁ。

 

還暦記念にたき火焼き芋やらね?

 

 

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