我慢の限界
まっさん
今朝の新潟日報に載ってました。
曰く、「サッカー選手が引退後に認知症を患うリスクが高い」ので「ヘディング練習を禁止すべき」だという議論がイギリスで「再燃している」そうです。
小学生のサッカーチームのスタッフに長年携わっていると、確かにって思わないわけではないですけど…。
試合でヘディングを自然にできるチームって試合に勝ってるような気がします。
やっぱり結果はどうあれ相手よりも先にボールに触ることって大事なことなんです。
なので、チームでは試合中ベンチから「ナイスヘッド!」って声がかかることがあります。
だからヘディングしなければいけないボールが飛んできたときにちゃんと出来るように、練習はします。
そうじゃないと恐怖心が勝るのか、子どもたちはいきなりヘディングできないので練習メニューに取り入れています。
ただ、そればっかり長時間練習するということは無いです。
多くても練習中に一人10回くらいでしょうか。
それが将来に危険を及ぼす回数なのかわかりませんが、冷静になって考えてみれば、成長期の子どもたちの頭に外部から弱くはない刺激をあたえることが良いことだとは思えないですよね。
元イングランド代表FWでヘディングシュートの多いリネカー氏は「10代の頃はよく練習でヘディングをしたが、その後は試合以外ではほとんどしなかった」と言っており、「練習中にヘディングをする必要はない」とまで言っています。
イングランドサッカー協会は今年2月、欧州連盟は6月にユース年代のヘディング練習を制限する指針を出したそうです。
近いうちに日本でもU15年代以下での制限が設けられるかもしれませんね。
コチラも頭(脳)には良くないでしょうね。
まぁ何事も「過ぎる」のは良くないってことなんでしょうね。
「腹八分目」でいきましょう。