毎朝オジサンはスカーレット・オハラになる

「またこのオヤジは、わけのわからないことを口走っている」と思ったアナタ、それではこれからご説明いたしましょう。

 

まずスカーレット・オハラとは何者でしょうか。

スカーレット・オハラ、素直に変換すると「小原」となりますが、お笑いコンビのクワバタオハラの小原正子とは、もちろん全く関係ありません。

 

1936年にアメリカで刊行されたマーガレット・ミッチェルの長編時代小説、「風と共に去りぬ(原題:Gone With The Wind)」の主人公の名前がスカーレット・オハラといいます。

1939年には映画化され、世界的な大ヒット作となりました。

日本では戦後の1952年の公開だそうです。

 

オジサンが子どもの頃テレビでも放送されていましたが、全編3時間42分という長時間のため二日間にわたって放送されていたんじゃないかという記憶があります。

当時同じように長時間の映画で有名なのに「ベン・ハー(3時間32分)」というのがありましたね。

 

どちらの映画も観た気はするんですがオジサン子どもだったんで、全編を観た記憶はなく話の内容もよく覚えてません。

それでも主演のビビアン・リーの可愛さや、チャールトン・ヘストンの男らしさなんかはとても印象に残っています。

 

でね「風と共に去りぬ」のワンシーンで、スカーレット・オハラ(ビビアン・リー)が正装するんですよね、当時女性の正装といったらコルセットでウエストを締めあげて、いかに細く見せるかが大事なんです(たぶん)。

それで黒人の下女にコルセットを思いっきりきつく締められながら「なんでこんなにきつく締めなければいけないの?女に生まれなければよかったわ」みたいなことを言うわけです。

(オジサンの思い込みかもしれませんが、大体そんな感じだと思います)

 

で、毎朝のオジサンです。

春のコロナ禍による外出自粛期間を素直に家で過ごした結果、太くなった腹回りに合わなくなったズボンを無理矢理はくときに彼女を思い出すわけです。

こんなはずではなかったのに…。

 

 

映画の雰囲気を味わっていただけたでしょうか。

80年以上前の映画ですけど、もし機会があればちゃんと全編観たいですね。

 

さて、オジサンのお腹どうしましょう。

運動するか、新しいズボンを買うか…。

 

 

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