というわけで、
まっさん
アラサーの男の涙で夜が明けました。
やっぱりサッカーで2-0は危険なスコアだったんですね。
野球のように満塁ホームランで一挙に4点、という得点のないサッカーで2点差がつくと、リードしているチームは「勝てるかもしれない」と思ってしまいます。
1点取られても「まだ勝ってる、大丈夫」と気持ちを落ち着けようとします。
ところが逆にリードされてるチームは「もう一点いけるかも」と思いはじめイケイケになります。
そしてリードしているチームが立て直す前に同点になったりします。
同点になればリードされていたチームの流れになってしまい、今朝のような逆転劇が起こります。
というのが「危険なスコア」と言われる所以です。
それにしてもこれ以上「危険なスコア」を体現していた試合はありませんね。
ベルギーの一点目、ヘディングの折り返しが「入っちゃった」っていうラッキーパンチでしたが、メンバーを交代して取った得点だったので、「行けるぞ」という気持ちになったのは間違いないでしょう。
そして交代して入った選手の長所を十分に生かした二点目。
もう、こうなれば遅かれ早かれ「逆転」というシナリオどおりになるのが見えてましたね。
もし同点のまま延長戦になっていたとしても、ベルギーの「高さ」という長所を打ち負かす一手を、日本は打つことは出来なかったでしょう。
しかし、初戦のコロンビア戦の勝利、グループリーグ第三戦の「ボール回し」、そして今朝のベルギー戦と世界に強い印象を与えたW杯だったのではないでしょうか。
日本サッカーのベースができたのではないでしょうか、4年後を目指して以前のように国外から監督を招くのではなく、国内から選任し「日本のサッカー」を極めていってほしいと思います。
日本サッカーの明るい未来を信じて…。