「郵便番号から、住所を自動的に入力する機能」のちょっとした仕様変更にともなっての対応

こんばんはデース(^^)

ウィザップ プログラマーやってます、川﨑ですm(_ _)m

 

 

 

さて、たまには少しでもプログラマーらしい?記事でもと思い

こんな記事です。

 

 

 

郵便番号の自動入力機能に利用する「Ajaxzip3」の使い方(仕様)が、先日少し変更されたため、弊社で導入しているサイトにも順次修正対応を実施しました

 

この時点で、

  • 何のことやら
  • プログラムの話なら……逃げよ~(笑)

といった感じの人もいるかもしれませんが、

そういった専門分野の世界で生きていない人でも、少し関係のある話かもしれません!!

 

「ここまでは軽く読んでね~」って、後で書きますんで、

このセリフ出てくるまでは、さらーっと目を通して欲しいなって思います(^^)

 

 

 

 

郵便番号の自動入力機能、もう少しイメージしやすいように、説明しますね

 

Webサイト(ホームページって言った方が、馴染みがあるかな!?)によくある、

  • お問い合わせフォーム
  • 資料請求フォーム
  • イベント参加のお申し込みフォーム

などで、よく使われている機能の話です。

 

弊社で……

と言いますか、私が責任を持って監修している案件であれば、

最近ですとこんな感じのものを提供しています。

 

 

 

 

住所が自動入力するまでの動き

 

全部で6つの画像を使って、

全体的な動きを伝えますね。

(本当は、動画にでもした方が、よりわかりやすいんでしょうが、、、

まっ、これで十分でしょ♪)

 

 

 

郵便番号から住所の自動入力機能 画面1/6

郵便番号から住所の自動入力機能
画面1/6

 

 

郵便番号から住所の自動入力機能 画面2/6

郵便番号から住所の自動入力機能
画面2/6

郵便番号を、ハイフンなしの半角数字で7桁入力すると、、、

 

 

郵便番号から住所の自動入力機能 画面3/6

郵便番号から住所の自動入力機能
画面3/6

こんな感じで、勝手に住所欄に入力され、入力していたカーソルも住所欄に移動します。

そのまま、番地とか続きの住所を入力してね。

って感じです。

 

 

郵便番号から住所の自動入力機能 画面4/6

郵便番号から住所の自動入力機能
画面4/6

万が一、「やっぱりこっちの住所にしよー」となったとしましょう。

仕事で、「やっぱり、本社じゃなくて支店の住所にしておこう」とか、

私用で、「自宅アパートじゃなくて、実家にしておこう」とか

そんなふうに変更することもあるかもしれないじゃないですか。

少ないとは思うけど。

郵便番号を入力し直すと、

 

郵便番号から住所の自動入力機能 画面5/6

郵便番号から住所の自動入力機能
画面5/6

いままで入力していた住所が書き換えられてしまうんで、

いったん「本当に消してもいい?」って確認をさせてもらいますんで、

面倒かもしれませんが、【OK】をクリックしてください。

 

 

郵便番号から住所の自動入力機能 画面6/6

郵便番号から住所の自動入力機能
画面6/6

住所が、入力した郵便番号に合わせて変更されました(・▽・)

 

 

 

まっ、こんな感じです。

私が最近提供しているものは、入力すると勝手に住所の自動入力が始まりますが、

【住所検索】ボタンをクリックすると、住所の自動入力が始まるタイプもありますね。

 

どっちがいいとか、、、人それぞれ好みの世界かなぁ~。

私の場合、「クリックする回数を1回でも減らせたらな~」って。

その考えを再優先にして、勝手に始まるタイプを採用することにしました。

 

 

 

皆さんのサイトにも、こういった「郵便番号から、住所を自動入力する」機能が搭載されていませんか?

  • お問い合わせフォーム
  • 資料請求フォーム
  • イベント参加のお申し込みフォーム

 

自身のサイトで、こういったフォームがある方で、

「郵便番号から、住所を自動入力する」機能が搭載されている方、

ちゃんと動くか、一度確認してみるといいかもしれないです。

 

搭載されているかわからない方は、

とりあえず、そんな機能が搭載されているか確認してみるといいかもしれないです。

 

もし、「あれ、機能は搭載しているみたいだけど、動いていないみたいだなぁ……」

という方がいらっしゃいましたら、

『制作を依頼した業者さんに、修正依頼の連絡』をしてみてください。

 

ただし、「基本、費用がかかりますよ、この修正は」。

サービスでやってくれるかどうかは、業者さん次第。

 

サービスでやってくれるところが偉いわけではなく、

費用を請求する業者がヤクザなわけではなく、むしろこっちが仕事としては正解ですからね。

 

 

 

Webって、運営を維持していくのもお金かかるんですよね、残念ながら。

作って最初に費用を支払って、終わらない。

 

「このあたり、少し曖昧にして価格崩壊してきた節が、この業界にはある」と、

私は、そう感じています。

価格崩壊の恩恵を受けていたお客さんは、費用面では少し困るかもしれませんが、

私は、少し意識を変えていった方がいいと、そう思っています。

たぶん、今までの低予算感では、やりたい夢ばかりが膨らんで、どこの業者さんも叶えてくれなくなっていくし、叶えてくれるところがあっても、アフターフォローでいつか不満に感じちゃうんじゃないかな。。。

 

 

 

以上。

「ここまでは軽く読んでね~」

って範囲の話でした。

 

ここからは、もう少し技術的な話とか、

またグダグダ思うこととかを書きなぐっていきますので、

そっとフェードアウトしようかなって方は、こちらをクリックして進んでください。

一番下の方まで移動しますので(^^)

 

 

 

「Ajaxzip3」の仕様変更に合わせた、対応方法について

 

そもそもの話になりますが、この話は少し古めの話ではあります

 

今回の仕様変更は、「Ajaxzip3」という、「郵便番号から住所を自動入力する機能を提供し、利用させてくれているライブラリ」が、「Google Code」と呼ばれるものを使っていたために、発生した内容のようです。

 

少なくとも、2015年3月の時点で、

『「Google Code」のサービスを2016年1月末に閉鎖します』

という発表がされています。

(もっと前から発表されていたのかもしれない)

 

ですので、これにともない、「Ajaxzip3」の提供元さんが対応策を用意してくれないと、

我々利用者は、他のサービスなど、別な方法を探さないといけなくなる。

といった状況だったのです。

 

そして、「Ajaxzip3」の提供元さんは、対応策を用意してくれたので、

我々利用者は、比較的簡単な修正作業を行うだけで、引き続き利用を続けることができるようになった。

 

簡単に要約すると、こんな話かなと思います。

 

2016年1月末と閉鎖時期がアナウンスされていましたが、

2016年4月末までは利用できていたことは、確認しています。

完全に閉鎖して利用できなくなった事を確認したのは5月上旬です。

 

こんなニュースが出回っていたことを、私は把握しておらず、

たまたま5月の上旬に気づいて発覚し、今回の対応活動を実施したわけです。

 

 

 

対応方法

 

修正作業そのものは、とっても簡単です

 

1行だけ、書き換えればOKなので。

 

<script src=”https://ajaxzip3.googlecode.com/svn/trunk/ajaxzip3/ajaxzip3-https.js” charset=”UTF-8″></script>

<script src=”https://ajaxzip3.github.io/ajaxzip3.js” charset=”UTF-8″></script>

 

 

 

どちらかというと、動作確認やWebサイトの一覧管理の方が大変

 

まず、動作確認。

 

動作確認作業はやらないよりやった方が、もちろんいいわけです。

たった1行の変更作業ですが、ヒューマンエラーに1行も1文字もくそもありませんからね。

念の為を考えると、、、やらなくていいよ。とは言えません。

 

そして、弊社の場合、1つのサイトに対して、「本番サイトとテストサイト」の2つのサイトが存在します。

念の為を考えると、1行の変更作業に対して、2回の確認作業(2つのサイトそれぞれに1回ずつ)が発生します。

 

一番大変だったのは、1つのWebサイトで6箇所利用しており、

それぞれ6箇所に修正作業を加えるような作り方をしていたので、、、。

6✕2 = 12回の確認作業……。

なんとなく、何が大変だったと話しているのか、伝わったでしょうか?

 

ちょっとこのあたりも今後改善していかないとかなぁ……。

 

 

 

そして、もう1つが管理作業。

 

弊社で制作しているWebサイトは、Excelである程度まとめてあります。

ただ、正直「Ajaxzip3」を使っているサイトまでは、Excelで管理していなかったので……。

 

ようするに、「Ajaxzip3」を利用しているサイト・利用していないサイトを調べていく必要があったんです。

 

まぁ、幸いにも「フォームがあるかどうか」だけは管理していたので、

調査対象は、フォームがあると記録されていた20弱のサイトのみでした。

 

面倒くさがらずに、1つずつしっかり確認しつつ修正作業をしていき、

半日以上、1日未満で対応完了できたことを考えれば、

費用請求できる立派な仕事ではありますが、難易度的にはたいしたことない世界の作業でした。

 

フリーのものを利用しているサイトは、

Excelでしっかり管理していかないと、いざという時にダメだなぁ~。

ちょっと考えさせられる機会となりました。

 

これに気づいた時は、既に今回の対応作業は完了していたので、

Ajaxzip3の利用状況をExcelで管理しそびれたのが、また反省点です……。

 

 

 

さて、そもそも今回の作業の費用をどうとらえるか

 

少し前述をしましたが、

どんなに簡単な作業であろうが、費用は発生しますので、お客様に請求していくのが仕事です。

お見積りを提出して、お客様がGoを出すかどうかで、最悪問題が起こっていても修正しない場合もあるわけです。

 

例外として、制作側に完全な否がある場合でしょうか。

この場合は、費用を請求するのはおかしな話ですし、

スケジュール的にもすぐに作業を割り込ませないとです。

 

もう1つの例外としては、業者側がサービスでいいと言ってくれた場合でしょうか。

サービスとするかどうかを決めるは、作業をする側です。

「このくらいの作業なら、今回はサービスでいいんじゃない。ちゃちゃっと終わらしちゃうよ。」

そう言ってくれたら、ラッキーと言う話。

間違っても、お客の立場から「サービスにしてよ」と言うのは、基本的に何か色々と履き違えていますよね。

 

まぁ、せめて「値引き交渉」でしょうか?

毎回当たり前のように値引き交渉されるのも、ちょっと嫌ですけどね。

少なくても私は、営業に対して、「これ以上はゆずれないというギリギリのあたりで、作業に必要な時間」を伝えていますから。

 

こうやって話していくと、、、

関西のおばちゃん怖いわ~(笑)

 

 

 

さて、こんなふうに考えた時に、

「今回、機能が動かなくなったのは、誰かが悪いのか……!?」

 

色々と考えますが、誰も悪くないんですよね。

  • サービスを終了したGoogle Codeが悪いのか、悪くない。
  • Google Codeを採用したAjaxzip3の提供もとが悪いのか、悪くない。
  • Ajaxzip3を利用している我々が悪いのか、悪くない。
  • 日夜、サービス終了のアナウンスをチェックしていない私が悪いのか、悪くない……!?

ちょっと、最後が怪しいですが。

「制作会社が選んだものなんだから、一生ちゃんと面倒を見ろ」と思うお客様もいらっしゃるかもしれませんし、その気持ちもわからなくもないのですが、、、

日々チェックしたり、いざという時にいつでも対応できるように体制を準備し整えるにも、当然労力は発生するわけです。

だから、「保守」という仕事があり、成り立っているわけです。

 

 

 

だから、今回の作業、本来は立派な仕事として、費用を請求できる作業だったと思います。

 

じゃぁなんで、サービスとしてやったのかという話になりますが、

 

 

…………………………

 

 

私の気持ち的なところかな(苦笑)

お客様が気づかないうちに、こっそり修正して、何事もなかったように時が過ぎて欲しかった。

ただそれだけですね。

 

1件だけ間に合わず、お客様からの問い合わせを受けてしまったのが、悔やまれます=3

もしかすると、気づいたけど連絡しなかったお客様もいらっしゃるかもしれませんが。

 

 

 

上司判断によっては、「何を勝手にやってるのかな!?」と、大目玉くらう話です。

でも、私の上司は大丈夫。

 

 

 

お客様に、制作業者の気持ちをわかって欲しい。というわけではありませんが。

少しは思ってはいますが。

 

まぁ、こんなことを考えているということは、

書きなぐらないより、書きなぐった方がいいかな。

そんなことを思い、

結果、また誰が読むかもわからない、長文ダラダラなブログとなってしまいました。

 

後半に関しては、制作側は、わりと共感ポイントがチラホラある話だと思っています。

 

 

 

それではまた明日?

 

 

 

 

 

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