ひいらぎ賞
テクニシャン本間
競馬ときどき仕事、本間です。
展開を読む力。なににおいても大切なことです。
仕事においても、スポーツにおいても、フットサル、サッカーにおいても。
そして競馬においても。
よく競馬ファンに「予想で大切にしていることは?」と聞くと、「展開」と答える方がいます。
僕もなるべく展開を考えながら、予想するようにしています。
競馬新聞とにらめっこし、どの馬が逃げるのか、逃げ馬の数はどれくらいいるのか、コース形態、ペースが流れるのか緩むのか、たくさんの時間と労力を使って考えるのです。
僕は馬の1頭1頭をみて、どの馬が逃げるのかを考えます。
前走逃げているからこの馬が逃げるんじゃないか、はたまた今回は逃げ馬が多いからペースが速くなりそうだなど・・・
とある競馬に関する本を読んでいると、興味深いことが書いてありました。
「逃げる馬をみつけるんじゃなく、どの騎手を追いかけ、どの馬を追いかけるのかが重要、騎手の思惑などで展開が決まると」
つまり現代において、強い馬をマークする傾向が増えてきています。
若手はベテランジョッキーのペースにあわせようとするし、強い馬がいればその馬をマークしようというジョッキーの思惑が絡んだりします。
例えば、前目で競馬をする強い馬がいたら、どの馬も楽に逃げさせまいとしてこの馬をマークしようとします。そうなるとペースが速くなります。前走逃げた競馬をしていない馬も前目でマークする可能性があるということです。
ただ単純に競馬新聞とにらめっこし、逃げ馬の数が多そうだからハイペースとか、前走逃げてるから今回も逃げるとか、そういった展開予想以外にもこのような少し違った観点からの展開予想もあることを知りました。
今週行われるフェブラリーステークスは前目で競馬するインティという強い馬がいます。この馬が逃げたとなれば、有力馬が潰しにかかろうと早めに動いてくる可能性が高い。
そうするとどの馬が有利な展開になるか・・・
色々な観点から競馬予想をすることによって、また新しい楽しみ方があるなあと感じます。